カーボンニュートラルとは?横浜市の太陽光発電と蓄電池で始める脱炭素住宅
2025年11月08日 09:49
こんにちは。
神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
近年、ニュースや政府の発表などで「カーボンニュートラル」という言葉を耳にする機会が増えています。住宅用太陽光発電や蓄電池の導入を検討されているお客様からも、「カーボンニュートラルって何?」「私たちの生活と関係あるの?」といったご質問をよくいただきます。
この記事では、カーボンニュートラルの基本的な意味から、日本や横浜市の取り組み、住宅レベルでできる実践方法までを、太陽光発電・蓄電池を扱う施工業者の立場からわかりやすく解説します。
「脱炭素って難しそう」と感じる方にも、具体的な事例を交えてお話ししますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

カーボンニュートラルとは?太陽光発電とも深い関係がある
カーボンニュートラルの定義
カーボンニュートラルとは、二酸化炭素(CO₂)をはじめとした温室効果ガスの排出量と吸収量をプラスマイナスゼロにすることです。
家庭や企業、自治体などが排出したCO₂を削減し、森林などの吸収や再生可能エネルギーの利用によって差し引きゼロにすることで、地球温暖化の進行を防ぐことが目的です。
日本と横浜市におけるカーボンニュートラルの目標
日本政府は2020年、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。
横浜市でも「Zero Carbon Yokohama(ゼロカーボンヨコハマ)」を掲げ、2030年までに市内のCO₂排出量を半減、2050年には実質ゼロを目指すとしています。
住宅部門は市内全体の排出量の約3割を占めており、家庭での省エネや太陽光発電の活用がカギになります。
住宅でできるカーボンニュートラル|太陽光発電と蓄電池の役割
太陽光発電でCO₂排出を大幅削減
家庭で最も身近にできるカーボンニュートラルの取り組みが、太陽光発電の導入です。
例えば、横浜市内の4人家族の住宅で年間約4,000kWhの電気を使用している場合、一般的な電力会社から購入する電気によって年間約1,800kgのCO₂が排出されます。
一方、5kWの太陽光発電システムを設置した場合、年間発電量は約5,000kWhとなり、約2,200kgのCO₂削減が可能です。これは、成木の杉の木約150本が1年間に吸収するCO₂量に相当します。
蓄電池で「使う電気」もクリーンに
太陽光発電だけでは、夜間や雨天時には電力会社の電気を購入する必要があります。ここで活躍するのが家庭用蓄電池です。
昼間に発電した電気を蓄電池に貯めて、夜間に自宅で使えば、電力会社からの購入量を減らすことができます。
さらに、横浜市では災害時の備えとして蓄電池の導入を進める動きもあり、環境対策と防災対策の両立が可能です。
パワーコンディショナー(パワコン)も重要な役割を担う
太陽光発電と蓄電池を連携させるためには、**パワーコンディショナー(パワコン)**が欠かせません。
パワコンは太陽光で発電した直流電力を家庭で使える交流電力に変換し、さらに蓄電池や系統電力との制御を行います。
カーボンニュートラルな住宅を実現するには、パワコンの性能や連携の仕組みも重要なポイントになります。
横浜市が進めるカーボンニュートラルの取り組み
ゼロカーボンヨコハマの実施計画
横浜市は2030年までに太陽光発電設備の導入件数を2020年比で2倍にすることを目標に掲げています。
また、新築住宅への太陽光発電の設置義務化や、既存住宅への蓄電池導入支援など、住宅部門でのCO₂削減を積極的に推進しています。
地域の再エネ拡大と家庭の役割
市内の再生可能エネルギー比率を上げるには、各家庭の参加が欠かせません。太陽光発電や蓄電池を導入することで、各家庭が「小さな発電所」として地域全体の脱炭素に貢献できます。
実際、横浜市では「地域マイクログリッド」の構築も進んでおり、災害時にも再エネを活用して地域が電力を融通し合う仕組みが検討されています。
実際の導入事例|横浜市で太陽光発電+蓄電池でカーボンニュートラルに近づいた家庭
当社が施工した横浜市内の戸建住宅では、5.5kWの太陽光発電と9.8kWhの蓄電池を設置しました。
導入前は年間約5,000kWhの電力を購入していましたが、導入後は購入量が約1,500kWhまで減少。CO₂排出量も約70%削減でき、電気代の大幅な削減にもつながりました。
ご家庭の方からは「環境にも良いし、災害時も安心」と喜びの声をいただいています。
カーボンニュートラルを実現するためのポイント
1. 自家消費率を高める
発電した電気をできるだけ自宅で使うことが、CO₂削減と経済効果の両面で重要です。高効率な蓄電池とパワコンを導入することで、自家消費率を70〜90%まで高めることも可能です。
2. 高性能パネル・信頼できる業者を選ぶ
発電量や長期的なメリットは、太陽光パネルの性能と施工の品質で大きく変わります。カーボンニュートラルの実現を目指すなら、地域の実績が豊富な施工会社を選ぶことが大切です。
3. 行政の最新施策をチェックする
横浜市や国では、太陽光発電・蓄電池導入を後押しする施策や補助制度が毎年更新されています。最新情報をチェックしながら、賢く導入を進めましょう。
まとめ
カーボンニュートラルとは、CO₂の排出と吸収をゼロにする取り組みのことです。日本全体だけでなく、横浜市でも脱炭素社会の実現に向けて具体的な施策が進められています。
住宅でも太陽光発電と蓄電池を導入することで、CO₂排出量の大幅削減が可能です。パワーコンディショナーの活用や自家消費率の向上など、住宅ごとの工夫でカーボンニュートラルに近づけます。
神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!
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