ZEHとは
2025年11月07日 12:01
こんにちは。
神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
最近、「ZEH(ゼッチ)ってよく聞くけど、実際は何のこと?」「ZEH住宅にすると太陽光発電や蓄電池はどう関係するの?」といった疑問を持つ方が増えています。
特に神奈川県横浜市では、新築やリフォームの際にZEH仕様を検討されるご家庭が増えており、補助金制度や光熱費の削減といったメリットも注目されています。
この記事では、ZEHの基本的な考え方から、実際の導入方法、太陽光発電・蓄電池の役割、そして横浜市での導入時の注意点までを、実例を交えながらわかりやすく解説していきます。
最後まで読んでいただくことで、「ZEHとは何か」がしっかり理解でき、自宅に導入すべきかどうかを判断できるようになります。
これから太陽光発電や蓄電池の導入を検討されている方、将来的にZEH住宅を目指したい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

ZEH(ゼッチ)とは何か?基本をしっかり解説
ZEH(ゼッチ)とは「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略です。
簡単に言うと、「住宅で使うエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーが年間でほぼゼロになる住宅」のことです。
国の定義では、断熱性能を高め、省エネ設備を導入し、太陽光発電によって創エネを行い、年間の一次エネルギー消費量を正味でゼロ以下にすることが求められます。
つまり、エネルギーを「使わない・効率よく使う・創る」という3つの要素を組み合わせて、住宅全体でエネルギー収支をゼロにする考え方です。
ZEH住宅で重要な3つのポイント
ZEHを実現するには、以下の3つのポイントを押さえることが大切です。
・断熱性能を高める
高断熱の窓や壁材を使用し、冬は暖かく、夏は涼しい住宅環境をつくります。
断熱性能が低いと、どんなに省エネ設備を導入してもエネルギー消費は減りません。
・省エネ設備を導入する
高効率なエアコンや給湯器、LED照明、換気システムなどを導入し、日々の消費電力を抑えます。
・太陽光発電でエネルギーを創る
省エネだけではエネルギー消費をゼロにはできません。太陽光発電システムを設置して、自宅で電力をつくることが重要です。
この3点が揃って初めて、ZEHの基準を満たすことができます。
太陽光発電はZEHの「創エネ」の中心
ZEHを実現するうえで、最も大きな役割を担うのが太陽光発電です。
例えば、横浜市の一般的な住宅に4kW〜6kWの太陽光パネルを設置した場合、年間で約4,000〜6,000kWhの発電量が期待できます。これは、4人家族の1年分の電力消費量に相当します。
実際に横浜市内で新築住宅に6kWの太陽光発電を設置したご家庭では、昼間の発電で日中の家電をまかない、余った電力を売電することで、年間の光熱費がほぼゼロになりました。
「太陽光発電=ZEHの創エネ部分の中核」と考えるとわかりやすいでしょう。
蓄電池はZEH住宅の自給自足を支える存在
太陽光発電だけでは、夜間や雨の日に電力をまかなえません。
そこで重要になるのが蓄電池です。
昼間に発電した電気を蓄電池に貯め、夜間に使用することで、電力会社からの買電を大幅に減らすことができます。
たとえば、容量10kWhの蓄電池を設置した場合、夜間の家庭内の電力をまかなえる時間はおよそ8〜10時間です。
また、停電時にも蓄電池があれば、冷蔵庫や照明、携帯電話の充電などを通常どおり使えるため、防災面でも大きな安心につながります。
実際、2022年の台風の際、横浜市内で停電が発生した地域では、蓄電池を設置していたご家庭が「普段通りの生活ができた」と話していました。
ZEH住宅の補助金制度
ZEHを導入する際には、国や自治体の補助金制度を活用できます。
国の補助金は住宅の性能や設置設備の内容によって異なりますが、太陽光発電・蓄電池・高断熱仕様の住宅を組み合わせることで、最大100万円近い補助金が支給されるケースもあります。
横浜市でも独自の太陽光・蓄電池補助金制度があり、ZEH住宅と組み合わせることでさらに費用負担を軽減できます。
補助金の申請は工事前の手続きが必要なため、早めに専門業者へ相談することが重要です。
実際のZEH住宅導入事例(横浜市)
横浜市港北区にお住まいのA様邸では、新築時にZEH仕様で住宅を建築しました。
太陽光発電6kW、蓄電池10kWh、ハイブリッドパワコンを導入し、断熱性能を高めるためにトリプルガラス窓を採用。
その結果、年間の光熱費はほぼゼロになり、真冬でも暖房費が従来の半分以下になりました。
さらに、国のZEH補助金と横浜市の太陽光・蓄電池補助金を活用したことで、初期費用も抑えられました。
A様は「導入前はコストが心配だったが、補助金と光熱費削減で想定より早く元が取れそう」と話しています。
ZEH住宅導入の注意点
ZEH住宅を計画する際には、いくつか注意点があります。
屋根の方角や形状によっては十分な太陽光パネルを設置できない場合がある
古い住宅では断熱性能の向上工事が必要になる
補助金申請は期限や条件があるため、早めの準備が必要
特に横浜市は都市部で隣家との距離が近い住宅も多いため、日照条件を事前にしっかり確認することが大切です。
まとめ
ZEH住宅は、「エネルギーを使わない」「エネルギーを効率よく使う」「エネルギーを創る」という3つの仕組みを組み合わせることで、年間のエネルギー収支をゼロにする住宅です。
太陽光発電・蓄電池・パワーコンディショナーの3点がしっかり揃って初めて、ZEHの真価を発揮できます。
横浜市では補助金制度も充実しているため、新築・リフォーム問わず、今が導入のチャンスといえます。
神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!
神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入ならスリーボーダーへおまかせください!
