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電気自動車と太陽光の相性は?V2Hシステムの可能性

2025年10月27日 09:34

こんにちは。

神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。


近年、電気自動車(EV)と太陽光発電を組み合わせた「自家消費型の暮らし」に注目が集まっています。特にV2H(Vehicle to Home)システムを導入すると、電気自動車に蓄えた電気を家庭に供給でき、電気代の削減や停電時のバックアップ電源としても活用できます。


「電気自動車と太陽光発電は本当に相性がいいのか?」

「V2Hシステムを導入すると、どのくらいメリットがあるのか?」

こうした疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。


この記事では、EVと太陽光発電の相性の良さを具体的に解説しながら、V2Hの仕組みや導入事例、横浜市で活用できる補助金制度についても紹介します。


この記事を読むと、

・EVと太陽光発電を組み合わせるメリット

・V2Hシステムの仕組みと具体的な活用方法

・蓄電池・パワーコンディショナーの役割

・横浜市で利用できる補助金制度

これらが分かるようになります。


太陽光発電の導入やEV購入を検討中の方、災害時の電力確保を考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!






■電気自動車と太陽光発電の相性が良い理由


・昼間に発電、夜に走行

太陽光発電は昼間に多く発電します。その電気を電気自動車に充電すれば、夜間の移動に利用できます。ガソリン代の代わりに自家発電の電気を使えるため、家計へのメリットが大きいです。

例えば、横浜市内の一般家庭で太陽光発電を導入すると、平均で月500〜600kWh程度の電気が得られます。そのうち200kWhを電気自動車に充電すると、ガソリン換算で約20,000円相当の燃料費を削減できます。


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・脱炭素社会への貢献

電気自動車を「走る蓄電池」として活用することで、再生可能エネルギーの自家消費率を高められます。CO₂排出削減にもつながるため、家庭単位でのカーボンニュートラル実現に貢献できます。



■V2Hシステムとは?


・V2Hの基本的な仕組み

V2Hとは「Vehicle to Home」の略で、電気自動車と家庭の電力を双方向でやり取りするシステムです。通常の充電器はEVへの「給電」のみですが、V2HはEVから家庭への「放電」も可能です。


・停電時のバックアップ電源として

近年の台風や地震による停電では、冷蔵庫や照明の電力が確保できず困ったご家庭が多くありました。V2Hを導入すれば、EVに蓄えた電気を使って家庭の電化製品を稼働させられます。40kWhのバッテリーを搭載するEVなら、家庭の平均的な2〜3日分の電気をまかなえます。


■太陽光発電とV2Hの組み合わせで得られる効果


・電気代の大幅削減

昼間に太陽光発電で発電した電気を電気自動車に充電すれば、電力会社からの購入電力を最小限にできます。さらに余剰電力を売電すれば収入も得られます。

実際に横浜市のご家庭で「太陽光+V2H」を導入した例では、電気代が月1万5千円から3千円にまで削減されました。


・災害時の安心

東日本大震災や台風による大規模停電を経験したご家庭からは「太陽光とV2Hを導入していたおかげで数日間不便なく過ごせた」という声も多く聞かれます。特にマンションや戸建てでの在宅避難においては、安心感が大きなメリットです。



■パワーコンディショナーと蓄電池の役割


・パワーコンディショナー(パワコン)

V2Hと太陽光発電を接続するためには、高性能なパワーコンディショナーが必要です。パワコンは直流を交流に変換する役割を持ち、効率的な電力利用のカギとなります。



・蓄電池との組み合わせ

蓄電池を併用すれば、夜間や雨天時でも安定して家庭に電力を供給できます。電気自動車+蓄電池のダブル蓄電体制を整えることで、非常時の電力確保が一層強化されます。



■横浜市で活用できる補助金


横浜市では、太陽光発電や蓄電池、V2H機器の導入に対して補助金制度が整備されています。

例えば2025年度は、V2H機器1台につき最大20万円の補助が予定されています。これを活用すれば初期投資を大幅に抑えられます。


補助金の詳細は年度ごとに変更されるため、最新情報は横浜市の公式サイトや専門業者に確認することをおすすめします。



実体験:V2Hを導入したご家庭の声


私たちが施工した横浜市内のあるお客様は、日産リーフとV2Hを組み合わせて導入されました。台風で周辺地域が停電した際も、ご家庭では冷蔵庫や照明、携帯電話の充電を問題なく利用できました。

お客様からは「子どもが不安がらずに過ごせた」と感謝のお声をいただきました。

このように、V2Hは実際の暮らしに安心と快適さをもたらします。



まとめ

電気自動車と太陽光発電の相性は非常に良く、V2Hを導入することで電気代削減と災害時の安心を同時に得られます。さらに横浜市の補助金制度を活用すれば、導入コストを抑えつつ未来志向のエネルギーライフを実現できます。


再生可能エネルギーとEVの普及が進む今こそ、ご家庭での導入を検討するタイミングです。


神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!

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