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太陽光の冬の発電

2025年10月18日 09:18

こんにちは。

神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。


「冬になると太陽光発電の発電量は減るのではないか?」と不安に感じている方は多いです。

特に横浜市のように積雪が少ない地域でも、日照時間の短さや天候の影響で発電量が落ちるのではないかと疑問に思う方もいるでしょう。


この記事では、冬の横浜市における太陽光発電の特徴を、データや実例を交えて詳しく紹介します。

さらに、蓄電池やパワーコンディショナー(パワコン)を組み合わせた効率的な使い方についても解説します。

この記事を読むと、

・冬の横浜市でどの程度発電できるのか

・蓄電池を使った電気代削減のポイント

・冬でも太陽光を最大限活用するコツ

が分かります。


太陽光発電や蓄電池の導入を検討している方、冬場の電気代に悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください!





・太陽光発電の冬の発電量は本当に少ないのか?


冬の横浜市の日射量と太陽光発電の関係

結論から言うと、冬は夏に比べて発電量が少なくなります。

その理由は「日照時間の短さ」と「太陽高度の低さ」にあります。

横浜市の年間日照時間は平均で約1900時間前後です。そのうち、12月から2月にかけての日照時間は1日あたり平均5時間程度で、夏の7~8時間と比べて短くなります。


しかし、横浜市は積雪がほとんどなく、冬場でも晴天率が比較的高いため、発電効率は安定しています。

特に、気温が低い方が太陽光パネルの変換効率は上がるという特徴もあり、必ずしも冬=発電が極端に少ないとは言えません。



・夏と冬の発電量の比較データ


一般的な4kWの太陽光発電システムを横浜市に設置した場合の月別発電量データは以下の通りです。

7月(夏):約480kWh

12月(冬):約250kWh

夏と比べると約半分になりますが、それでも冬場の電気使用量をカバーするには十分な発電量です。



・曇りや積雪が発電に与える影響


曇りの日でも太陽光発電は可能です。

発電量は晴天時の3~5割程度に下がりますが、ゼロになることはありません。

また横浜市では積雪日数が年間数日程度しかなく、雪による長期間の発電停止はほぼありません。

私自身の経験では、2022年1月に横浜市で大雪がありましたが、翌日には屋根の雪が自然に落ちて発電が再開しました。雪国と違い、横浜市での冬の発電量低下は限定的と言えます。



・冬でも太陽光発電が役立つ理由


電気代が高くなる冬に太陽光が助かる仕組み

冬はエアコンや暖房器具の使用で電気代が大幅に増えます。

電気代単価も近年高騰しており、横浜市内の4人家族では冬の電気代が2万円を超えるケースもあります。

太陽光発電を導入すれば、この電気代の一部を自家発電でまかなうことができ、電力会社からの購入量を減らせます。



・蓄電池との組み合わせで冬の電力不足を解消


冬は発電量が減る一方で、夜間の電気使用が増えます。

そこで役立つのが蓄電池です。昼間に発電した電気を蓄電し、夜に使うことで、電力購入量をさらに減らせます。

例えば、7kWhの蓄電池を導入したご家庭では、夜の暖房と照明をほぼ蓄電池でまかなえたため、電気代が月1万円以上削減できたという実例があります。



・パワーコンディショナー(パワコン)の効率低下はあるのか?


冬にパワーコンディショナーの効率が落ちる心配をされる方もいます。

しかし、最新のパワコンは低温環境でも安定して稼働する設計になっており、横浜市の冬の気温(平均5~10℃)程度では性能にほとんど影響はありません。



・横浜市の冬における太陽光発電の実例


積雪が少ない横浜市の特性と発電量の安定性

横浜市は関東の中でも積雪が少なく、冬でも太陽光発電に向いている地域です。

冬場の発電量は夏の半分程度になりますが、年間を通じた発電の安定性は高く、年間発電量の予測誤差は±10%以内に収まるケースが多いです。


・実際の家庭での太陽光発電量データ

ある横浜市内の4kWシステム設置家庭では、2023年12月の発電量は約260kWhでした。

同月の家庭の消費電力量は約450kWhで、そのうち約6割を太陽光でまかなえたというデータがあります。


・蓄電池を導入した家庭の冬の電気代削減効果

同じ家庭が蓄電池を導入した結果、夜間の電力購入が大幅に減り、電気代は15,000円から9,000円に削減されました。

これは冬の発電量が少なくても、自家消費率を高めることで電気代を抑えられる良い例です。


・冬の太陽光発電で注意すべきポイント

積雪、汚れの対策とメンテナンス方法

横浜市では雪の影響は少ないですが、冬は落ち葉や黄砂による汚れで発電効率が落ちる場合があります。

年に1回程度の点検・清掃を行うと安定した発電が維持できます。


・冬に多い結露やパネル劣化の注意点

冬は温度差が大きいため、パネル表面に結露が発生することがあります。

通常は自然に乾燥しますが、結露が繰り返されると配線部分の劣化につながる可能性があるため、定期点検でのチェックが重要です。



・パワーコンディショナーの点検の重要性


パワコンは太陽光発電システムの心臓部です。

特に冬は空気が乾燥してホコリが溜まりやすいため、10年に一度の交換や点検を推奨します。


・冬でも太陽光発電のメリットを最大化する方法


・蓄電池と組み合わせた自家消費率アップ

太陽光と蓄電池を組み合わせれば、自家消費率は40%から70%以上に向上します。

冬の電気代削減にはこの「自家消費率アップ」が最も効果的です。


・電気料金プランの見直しでさらにお得に

電気会社の料金プランを見直すことで、さらに電気代を下げられます。

特に「夜間安いプラン」と蓄電池の相性は良く、冬でも電気代を大きく抑えることが可能です。


・横浜市で利用できる最新の制度や補助金情報

横浜市では太陽光や蓄電池に関する補助金制度が毎年実施されています。

2025年度も最大10万円以上の補助金が予定されており、導入コストを下げることができます。



まとめ


冬は日照時間が短く発電量が減少しますが、横浜市は積雪が少なく、冬でも安定した発電が期待できます。

また、蓄電池やパワーコンディショナーを組み合わせることで、冬でも電気代削減効果を大きく高められます。

冬の太陽光発電は「発電量が少ないから不安」ではなく、「工夫次第で電気代を下げられるチャンス」と捉えることが大切です。


神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!

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