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太陽光発電の損害保険について

2025年10月17日 15:26

こんにちは。

神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。


太陽光発電を導入するとき、多くの方が「電気代が削減できる」「売電収入が得られる」といったメリットに注目されます。

しかし同時に、台風や地震、火災などの自然災害によって設備が壊れたらどうなるのか、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。


特に横浜市のような住宅密集地では、強風で飛ばされた太陽光パネルが近隣に被害を与える可能性もあります。

そのため、太陽光発電には「損害保険」がとても重要です。

この記事では、

・太陽光発電に必要な損害保険の種類

・火災保険・動産総合保険との違い

・横浜市でよくある太陽光発電設備の損害事例

・蓄電池やパワーコンディショナーも保険対象になるのか

・保険を選ぶ際の注意点

について、分かりやすく解説します。


太陽光発電の導入を検討している方はもちろん、すでに設置済みの方にも役立つ内容となっています。

ぜひ最後まで読んでみてください!






・太陽光発電と損害保険の必要性


太陽光発電は屋根や敷地に設置するため、常に自然環境の影響を受けます。

特に横浜市では台風や豪雨、落雷による被害の相談が毎年寄せられています。

例えば、

台風で太陽光パネルが飛ばされ、破損した

落雷でパワーコンディショナーが故障した

雹でパネルのガラスが割れてしまった

といった事例は少なくありません。


このようなトラブルが発生すると、修理や交換には数十万円〜数百万円の費用がかかるケースもあります。

そのため、損害保険に加入しておくことが非常に大切です。



・太陽光発電に適用できる損害保険の種類


①火災保険

太陽光発電の設備は、火災保険でカバーできる場合があります。

火災や落雷、風災、水災などが対象となり、住宅と一緒に加入している火災保険に特約を付けることで保障範囲を広げることが可能です。


②動産総合保険

太陽光発電システムを建物の一部ではなく「動産」とみなして加入する保険です。

盗難や不測の事故による損害など、火災保険では対象外となるリスクも補償されるのが特徴です。


・メーカー独自の保証と保険の違い


京セラやパナソニックなどのメーカーは、製品保証を用意しています。

ただし、これは自然災害や第三者による破損には対応していません。

「メーカー保証=保険」と勘違いしている方も多いため注意が必要です。



・横浜市でよくある太陽光発電の損害事例


横浜市で実際に多いのは、台風や大雨による被害です。

・2019年の台風15号の影響

 屋根に設置していた太陽光パネルが強風で外れ、修理費用が70万円以上かかった。

・落雷によるパワーコンディショナー故障

 夏場の雷でパワコンが故障し、交換費用に40万円ほど必要となった。

・雹によるパネルガラスの破損

 直径2cm以上の雹が降り、複数枚のパネルにひび割れが発生。交換費用が100万円近くになった。


これらのケースはいずれも、損害保険に加入していたことで自己負担が大幅に軽減された実例です。

蓄電池やパワーコンディショナーも保険の対象になるのか?


太陽光発電システムは「パネル」だけではなく、「蓄電池」「パワーコンディショナー」など複数の機器で構成されています。

多くの損害保険では、これらの機器も補償対象として扱われます。

特に蓄電池は1台あたり100万円以上するため、自然災害で故障した際に保険があるかないかで大きな差が出ます。

一方で、経年劣化や通常の使用による故障は保険の対象外です。

この点を正しく理解して加入することが重要です。



・損害保険を選ぶときのポイント


太陽光発電の損害保険を選ぶ際には、次のポイントを確認しましょう。

・補償範囲の広さ

 風災や水災だけでなく、落雷・盗難・不測の事故までカバーされるか確認する。

・免責金額

 1回の事故でいくらまで自己負担が発生するのかをチェックする。

・保証期間

 火災保険は長期契約できるが、動産総合保険は1年更新が多い。長期的に安心できるプランを選ぶ。

・蓄電池、パワコンの扱い

 オプション扱いになっていないか、対象外になっていないかを事前に確認する。



実体験エピソード


私たちスリーボーダーでも、横浜市のお客様から「台風でパネルが破損した」との相談を受けたことがあります。

修理費用は約60万円でしたが、火災保険に加入されていたため自己負担はほとんどありませんでした。


逆に、別のお客様では保険に加入していなかったため、パワーコンディショナー交換費用40万円を全額自己負担されたケースもあります。

この差を目の当たりにし、改めて「保険加入の重要性」を強く感じました。



まとめ

太陽光発電を導入する際は、設備そのものだけでなく「損害保険」に加入することがとても大切です。

火災保険や動産総合保険を活用することで、台風や落雷、雹などによる高額な修理費用をカバーできます。


特に蓄電池やパワーコンディショナーは高額機器であるため、補償の有無が家計に大きく影響します。

太陽光発電を長く安心して使うために、必ず保険を検討してください。



神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!

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