蓄電池の後設置
2025年10月14日 15:53
こんにちは。
神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
近年、「太陽光発電は導入済みだけれど、後から蓄電池を追加したい」「停電に備えて蓄電池を後付けできるのか知りたい」といったご相談を多くいただきます。特に横浜市では地震や台風などの自然災害リスクも高いため、災害時に安心して電気を使える環境を整えたいという声が年々増えています。
この記事では、横浜市で太陽光発電をすでに設置している方向けに「蓄電池の後付け設置」について詳しく解説します。メリットや注意点、パワーコンディショナー(パワコン)の交換が必要なケース、実際の導入事例、さらに光熱費削減のシミュレーションまで盛り込みました。
この記事を読むことで、
・蓄電池を後付けする際の具体的な流れ
・横浜市での設置に必要なポイント
・電気代削減や災害対策の実例
・FIT終了後に多くの家庭が直面する課題と対策
が分かります。
横浜市で太陽光発電をすでに設置している方や、これから蓄電池導入を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
■横浜市で注目される太陽光発電と蓄電池の後付け設置
横浜市は全国的にも住宅用太陽光発電の普及が進んでいるエリアです。市内の住宅ではスレート屋根や金属屋根など多様な屋根材が使用されており、太陽光パネルとの相性も良いとされています。さらに市としても再生可能エネルギーの普及に積極的で、設置を後押しする制度や情報発信が行われています。
一方で、「最初は太陽光発電だけを設置したが、電気代高騰や災害リスクを考えると、蓄電池を後付けしたい」というご相談も増えています。
■FIT(固定価格買取制度)終了後の課題と蓄電池需要の高まり
太陽光発電を導入された方の多くは、最初に「FIT(固定価格買取制度)」を活用されました。FITとは、一定期間(10年間または20年間)、電力会社が余剰電力を固定価格で買い取る制度です。特に2009年〜2012年頃に設置された方は、42円/kWhという高単価で売電でき、大きなメリットを享受されてきました。
しかし、FITの期間が終了すると、売電単価は大きく下がります。現在は8円/kWh前後での買取となり、電気を売るよりも「自宅で使った方が得」という状況になってきました。
ここで注目されるのが「蓄電池の後付け」です。昼間に発電した電力を夜に回すことで、安い単価で売電するのではなく、自宅の電気代を削減できるのです。
例えば、FIT終了後にそのまま売電を続けると、1kWhあたり8円程度の収入しか得られません。しかし、その電気を自宅で使えば、30円前後の電気代を節約できます。つまり「売るよりも自分で使う方が3倍以上お得」になるのです。
横浜市内でも「FITが終わったタイミングで蓄電池を導入したい」というご相談が非常に増えており、制度の切り替えが需要拡大の大きな要因となっています。
■横浜市の住宅事情と太陽光発電の普及背景
横浜市は戸建住宅が多い地域であり、屋根を活用した太陽光発電との相性が良いです。また、近年の電気料金の値上げやカーボンニュートラルの推進も相まって、設置件数は増加傾向にあります。
当社が対応した横浜市内のお客様の事例でも「最初は売電目的だったが、FIT終了後は自家消費型にシフトしている」という声が多くあります。この流れの中で、蓄電池の後付けが非常に注目されているのです。
■蓄電池後付け設置を検討する人が増えている理由
理由は大きく3つあります。
・停電リスクの増加:地震や台風で停電が長引いた経験から、備えとして検討する人が増加。
・電気代高騰:昼間の余剰電力を貯めて夜に使うことで、買電量を減らす効果。
・FIT終了後の対策:売電収入が大幅に減少したため、自家消費型に切り替える流れが加速。
特に横浜市は沿岸部を抱え、災害対策の意識が高いことから蓄電池需要が急速に拡大しています。
■FIT終了後と蓄電池後付けありの比較シミュレーション
実際に、横浜市内の一般的なご家庭(4人家族、年間消費電力量4,500kWh程度)を想定して、FIT終了後の状況を比較してみましょう。
【条件】
太陽光発電容量:4.5kW
年間発電量:約5,000kWh
電気代単価:30円/kWh
FIT買取単価:8円/kWh(終了後の目安)
蓄電池容量:9.8kWh(オムロン全負荷型を想定)
ケース①:FIT終了後、蓄電池なし
自家消費:2,000kWh(年間で電気代削減 60,000円相当)
余剰売電:3,000kWh × 8円 = 24,000円
合計メリット:84,000円
ケース②:FIT終了後、蓄電池あり(9.8kWh)
自家消費:4,500kWh(年間で電気代削減 135,000円相当)
余剰売電:500kWh × 8円 = 4,000円
合計メリット:139,000円
この比較から分かるように、蓄電池を導入することで年間メリットが約 55,000円アップ します。
さらに、停電時に家全体へ電力を供給できる「全負荷型蓄電池」を導入すれば、災害時も普段通りに電気を使える安心感も得られます。
実際に当社にご相談いただいた横浜市青葉区のお客様も「FIT終了後、売電が安すぎてショックを受けたが、蓄電池を入れてからは電気代の削減効果を実感できている」とお話しくださいました。
FIT終了後は「売る時代から、賢く使う時代」へと変わっています。
蓄電池後付けは、その切り替えをスムーズに行うための最適解といえるでしょう。
まとめ
蓄電池のメンテナンスや役割について詳しく解説してきましたが、ポイントは大きく3つです。
第一に、蓄電池は定期的な点検や見直しを行うことで寿命を延ばし、トラブルを未然に防げます。
第二に、FIT制度が終了した今は「売電よりも自家消費」へと考え方を変えることが重要です。
実際にシミュレーションでも、蓄電池を後付けすることで年間のメリットが大きく増えることが分かりました。
第三に、横浜市内でも停電対策や電気代削減を目的に蓄電池を導入するご家庭が増えており、実際の導入事例からも高い満足度が確認できます。
神奈川県横浜市で太陽光発電や蓄電池を検討されている方にとって、今はまさに「導入の最適なタイミング」です。電気料金の上昇やFIT終了による売電価格の低下を考えると、早めに備えることで長期的に大きな安心と経済効果を得ることができます。
神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!
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