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コア抜きとは

2025年10月09日 11:49

こんにちは。

神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。


今回は、太陽光発電の設置工事で欠かせない「コア抜き」について詳しく解説いたします。


「コア抜きってよく聞くけど、実際にはどんな作業?」「外壁に穴を開けるって大丈夫?」「ハウスメーカーの保証って外れないの?」

このような疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。


この記事では、コア抜きの基礎知識から、注意点、保証の扱い、工事の流れまで幅広くご紹介します。施工現場の実体験に基づいたエピソードも交えながら、できるだけ分かりやすく、具体的にお伝えしていきます。


この記事を読むことで、横浜市で太陽光発電を検討中の皆さまが、コア抜きに関する不安を解消し、安心して導入判断を下せるようになるはずです。


太陽光発電導入を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!



目次


・コア抜きとは?

・コア抜きが必要な理由と施工方法

・ハウスメーカーの保証とコア抜きの関係

・実際の施工事例(横浜市)

・太陽光発電の設置とコア抜きの注意点

・まとめ





1. コア抜きとは?


コア抜きとは、壁や床などの建築構造物に円形の穴を開ける工法のことです。太陽光発電の設置においては、主に配線や配管を建物内部に引き込むために使用されます。


コア抜きは、専門の機械を使用し、鉄筋コンクリートやALC(軽量気泡コンクリート)など、さまざまな建材に対応可能です。


一般的に、直径30mmから70mm程度の穴を開けることが多く、配線の量や種類により大きさを調整します。


ただし、コア抜き工事には注意すべき点もあります。誤った位置に穴を開けてしまうと、壁の中を通る水道管や電気配線などを傷つけてしまうリスクがあります。

特に住宅密集地が多い横浜市では、築年数や構造の違いにより設備の配置が図面通りでないケースもあります。

スリーボーダーでは、コア抜き工事の前に必ず事前調査を実施し、壁内の水道管・電気配線の位置を丁寧に確認しています。

この一手間によって、万が一のトラブルを防ぎ、安全で確実な設置が可能になります。





2. コア抜きが必要な理由と施工方法


太陽光発電を設置する際、屋根上のパネルで発電した電気を室内のパワーコンディショナー(パワコン)や分電盤に送る必要があります。そのためには、外部から内部へケーブルを通す経路が必要となり、コア抜きが必須となるのです。



【施工方法】


穴を開ける位置を正確に決定


周囲の下地や配線を確認


コアドリルを用いて慎重に穴を開ける


防水処理・シーリングを丁寧に実施


施工のポイントは「正確さ」と「防水」です。

特に外壁に対してコア抜きを行う場合、防水処理が不十分だと雨漏りのリスクが生じます。

そのため、経験豊富な専門業者による施工が重要です。




3. ハウスメーカーの保証とコア抜きの関係


近年、ハウスメーカーの多くは、外壁に穴を開けた場合に雨漏れ保証を打ち切るケースがあります。

保証書にも、「外壁に対する加工が行われた場合は保証の対象外」といった文言が明記されていることがほとんどです。


この点で不安に感じる方も多いのですが、以下のような対応が可能です。


コア抜き箇所だけをハウスメーカーに施工してもらう

指定業者による施工で保証を継続する


これにより、保証の対象外にならずに太陽光発電を導入することができます。

事前に、建築時の工務店やハウスメーカーに相談し、施工方法と保証の扱いについて確認することが大切です。




4. 実際の施工事例(横浜市)


【事例概要】

・地域:横浜市戸塚区

・建物:築5年の2階建て住宅(積水ハウス施工)

・工事内容:太陽光発電システム+蓄電池の設置

・コア抜き:ALC外壁に直径40mmの穴を1箇所


お客様は、保証の継続を強く希望されていたため、事前に積水ハウスに連絡し、コア抜きのみをハウスメーカーに依頼しました。当社ではその後の配線工事、防水処理を担当。


施工完了後、雨漏れやトラブルもなく、保証も継続されました。



このように、各業者と連携することで、スムーズに太陽光発電の設置が可能になります。




5. 太陽光発電の設置とコア抜きの注意点


コア抜きは太陽光発電設置に欠かせない工程ですが、いくつか注意点があります。


・保証に関する確認を必ず行う

繰り返しになりますが、外壁の穴開けは保証に影響します。特に新築から10年以内の住宅では、保証期間中であるケースが多いため、慎重に対応が必要です。


・防水処理を万全に行う

外壁に開けた穴は、防水処理が生命線です。シリコンやウレタン系の防水材で丁寧にシールし、水の侵入を完全に防ぎます。


・専門業者への依頼が安心

コア抜きは特殊な工具と技術が必要です。経験豊富な業者に依頼することで、安全・確実に作業を進められます。




まとめ


今回は、太陽光発電設置における「コア抜き」について詳しくご紹介しました。


コア抜きは、太陽光発電の配線を屋内へ通すために欠かせない工程でありながら、保証や防水の問題が絡むデリケートな作業でもあります。


特に、積水ハウスなどハウスメーカー住宅にお住まいの方は、保証を継続するための手段として「コア抜きだけをハウスメーカーに施工してもらう」ことを検討しましょう。


横浜市で太陽光発電を設置するにあたり、コア抜きに関する正しい知識を持っておくことで、トラブルを未然に防ぎ、長く安心して電力を利用できます。


神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!

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