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パネル撤去について

2025年10月10日 16:51

こんにちは。

神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。


「屋根のリフォームをしたいけれど、太陽光パネルを一度外さないといけない」

「雨漏れが発生してしまったけど、太陽光発電が原因かもしれない」


このような理由から、太陽光発電の撤去を検討する方が増えています。

特に、10年以上前に設置されたお客様からのお問い合わせが多く寄せられています。


この記事では、太陽光発電を撤去する理由や費用の相場、安全な作業手順、撤去時に判明する施工不良の事例、そして撤去後の再設置に関するポイントまで詳しく解説します。

この記事を読んでいただくことで、「撤去する際の注意点」「業者選びの基準」「撤去後の活用方法」がしっかり理解できるはずです。


これから太陽光発電の撤去を検討している方、または屋根の葺き替えやリフォームと合わせて太陽光の再導入を考えている方は、ぜひ最後までお読みください。






太陽光発電を撤去する主な理由


太陽光発電は20年以上の長期使用が可能ですが、設置環境や施工方法によっては、途中で撤去が必要になることがあります。横浜市で実際に多い撤去理由を以下にまとめます。


①屋根のリフォーム・葺き替え

屋根の耐用年数は、スレート屋根で約20〜25年、瓦屋根で約30年以上が目安です。屋根リフォームや葺き替えを行う場合、太陽光パネルを一時的に撤去する必要があります。特にスレート屋根は、経年劣化により防水性能が低下し、雨漏れの原因になることがあります。屋根工事と同時にパネルの撤去作業を依頼するケースが非常に多く見られます。


②雨漏れや防水不良

設置から数年後、パネルを固定する金具や、防水処理のためのコーキングが劣化することで、雨漏れが発生することがあります。特に、施工時の防水処理が不十分だった場合、屋根材内部まで水が浸入し、建物の構造材を傷めてしまうことも。このような場合、原因調査や修繕のためにパネルの撤去が不可欠です。


③太陽光発電システムの老朽化

太陽光パネルや周辺機器も経年劣化します。発電効率が著しく低下した場合や、最新の高性能パネルへの入れ替えを検討する場合も、一度撤去作業を行うのが一般的です。


撤去時に判明する太陽光発電の施工不良事例

雨漏れや屋根のリフォームで太陽光発電を撤去する方が増えていますが、これまで当社で撤去を行ったお客様の中には、驚くほどひどい施工をされているケースが多くありました。



実際にパネルを外してみると、以下のような事例が見受けられます。


・固定金具が緩んでいる

・コーキングが一切されていない

・スレート瓦が割れたまま放置されている

・屋根からパネルが飛び出している


これらの施工不良は、設置当初は問題がなくても、数年経過すると雨漏れや漏電などの不具合が発生する原因となります。漏電は家庭用分電盤に過度な負荷をかけ、事故につながる恐れもあるため非常に危険です。


さらに、こうした施工不良による不具合はメーカー保証の対象外となるケースがほとんどです。たとえば、長州産業などでは「雨漏れ保証」がありますが、設置業者がメーカーの施工マニュアルに沿っていなければ保証は適用されません。



撤去を検討している方や、屋根の葺き替え後に再度太陽光を導入したい方は、必ず信頼できる業者に依頼してください。

同じように再設置するためには、順序よく撤去作業を進める必要があります。


また、「太陽光発電の施工ID」を持っている業者に撤去してもらうことが重要です。 スリーボーダーはさまざまなメーカーの施工IDを保有しており、安心して撤去から再設置までお任せいただけます。



横浜市における撤去費用の目安


太陽光発電の撤去費用は、パネルの枚数、設置方法、屋根材の種類によって変動します。

横浜市での一般的な費用相場は以下の通りです。


作業内容               費用目安

太陽光パネル撤去(1枚あたり)      約3,000〜5,000円

架台・金具撤去             約20,000〜50,000円

配線・パワーコンディショナー撤去     約15,000〜30,000円

産業廃棄物処分費用            約20,000〜50,000円



撤去と同時に屋根補修や葺き替えを行う場合は、屋根工事費用も加算されます。

見積もり時には「撤去のみ」「撤去+再設置」の両方で費用を比較検討することをおすすめします。




撤去作業の安全手順と注意点


安全かつ確実に撤去を行うためには、次のような手順と注意点を守る必要があります。


事前調査: 屋根の形状、劣化状態、配線経路、パネルメーカー、分電盤などを確認します。


停電作業: 太陽光発電システムの電源を安全に遮断し、感電や機器破損を防ぎます。


パネルの順序撤去: 強風による落下やパネル破損を防ぐため、外側から内側に向かって順序よく撤去します。

元のパネルを再設置する場合、同じように設置できるよう順番に撤去することも重要です。


金具・架台の撤去: 屋根材を傷つけないよう慎重に金具を外します。


防水処理: 撤去後は必ず屋根の穴を防水処理し、雨漏れのリスクをゼロにします。




撤去後の活用方法


撤去後の選択肢は大きく分けて3つあります。ご自身のライフスタイルや家の状況に合わせて検討してみてください。


・パネルだけ取り外し、金具はそのままにする

屋根の防水処理を考えると、一度ビスで固定した金具を取り外すのはリスクが高い場合があります。金具をそのままにしておくことで、屋根の防水層を傷つけずに済みます。


・塗装をして再設置をする

屋根のメンテナンスとして塗装を行い、撤去したパネルを一時保管した後に再設置します。屋根がきれいになるだけでなく、建物の寿命を延ばすことにもつながります。


・カバー工法など屋根を葺き替える

既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて施工する「カバー工法」など、屋根の葺き替えを行う方法です。特に金属板金屋根の場合は、穴あけをせずに太陽光発電の設置が可能な場合が多く、非常におすすめです。




業者選びのポイント


太陽光発電の撤去は、単にパネルを外すだけの作業ではありません。後のトラブルを防ぐためにも、業者選びが非常に重要です。以下のポイントを参考に、信頼できる業者を見つけましょう。


・撤去と再設置の実績が豊富か

・メーカー保証条件を正確に理解しているか

・撤去後の防水処理が丁寧か

・見積もりが明確で追加費用が発生しないか

・太陽光発電の施工IDを保有しているか




当社スリーボーダーでは、横浜市エリアで多数の撤去・再設置実績があり、現場調査から施工、アフターフォローまで一貫して対応しています。



神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!

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