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見落としがちな「基礎」の重要性と選び方、後悔しないための全知識

2025年10月06日 15:35

こんにちは!

神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!

いつもブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。


近年、エネルギーの自給自足や電気料金の高騰対策として、太陽光発電と蓄電池の組み合わせが注目されています。

特に神奈川県横浜市では、環境意識の高い方が多く、日々、数多くのご相談をいただいています。


「蓄電池って、どれを選べばいいの?」

「設置方法って、どれが一番長持ちするの?」

「設置後に後悔したくないけど、何に気を付ければいいの?」


こうした疑問を抱えている方は少なくありません。私たちは、お客様一人ひとりのライフスタイルや住環境に合わせた最適なプランを提案するために、日々、お客様の声に耳を傾けています。


この記事では、蓄電池の導入を検討されている方が見落としがちな「蓄電池の基礎」に焦点を当て、その役割、種類、選び方、そして設置場所の注意点まで、現場のプロとしての視点から詳しく解説していきます。この記事を読めば、「後から知って後悔した…」という事態を避け、納得のいく蓄電池導入を実現するための知識が身につきます。


神奈川県横浜市で太陽光発電や蓄電池の導入を検討中の方は、ぜひ最後までお読みください。



目次


・なぜ今、横浜市で蓄電池が必要なのか?

・電力の自給自足という新しいライフスタイル

・災害への備えとしての重要性

・電気料金高騰への対策

・蓄電池設置の「縁の下の力持ち」、基礎の重要性

・蓄電池の基礎とは何か?その役割

・なぜ基礎が重要なのか?見えないリスクとは

・横浜市特有の環境と基礎の関係

・基礎の種類と特徴:知っておきたい3つの選択肢

・メーカー推奨の純正基礎ブロック

・安価な汎用基礎ブロックの危険性

・現場打設型基礎(土間コンクリート)のメリット・デメリット

・蓄電池の寿命は基礎で決まる?交換の目安とチェックポイント

・蓄電池本体の寿命と基礎の劣化

・基礎の劣化サインを見逃さないで!

・実際のトラブル事例:横浜市磯子区での補修工事

・現場のプロが教える!後悔しないための設置場所選びと注意点

・建物ギリギリはNG!メンテナンススペースの確保

・「雨水」「塩害」を避ける!横浜市ならではの設置場所選び

・防火区域、隣家との距離:法的要件の確認

・スリーボーダーのこだわり:安心・安全な基礎工事

・事前の現地調査と綿密な設計

・確かな技術力と経験に基づく施工

・設置後の定期的なチェックとサポート体制


よくある質問と回答(FAQ)


Q1:基礎工事の費用はどれくらい?

Q2:自分で基礎を設置しても大丈夫?

Q3:基礎工事にかかる時間は?


まとめ:賢い選択が未来の安心につながる




1. なぜ今、横浜市で蓄電池が必要なのか?


太陽光発電は、昼間の日差しを電力に変え、電気料金の節約に貢献します。しかし、夜間や悪天候時には発電できません。ここで活躍するのが蓄電池です。昼間に余った電力を貯めておき、必要な時に使うことで、電力の自給自足に近づくことができます。


横浜市は、都市部でありながら、災害リスクへの意識も高い地域です。地震や台風などの自然災害で停電が発生した場合でも、蓄電池があれば照明や冷蔵庫、携帯電話の充電など、最低限の電力を確保できます。これは、日々の安心だけでなく、万一の際の命を守る重要な備えとなります。


また、昨今の電気料金高騰は家計に大きな影響を与えています。太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、電力会社から購入する電力量を減らし、家計の負担を大幅に軽減できます。




2. 蓄電池設置の「縁の下の力持ち」、基礎の重要性


多くの人が蓄電池を選ぶ際、メーカー、容量、価格、そしてデザインに注目します。しかし、私たちは**「その蓄電池本体を、どのように支えるか?」という点も同じくらい重要だと考えています。この「支える部分」が蓄電池の基礎**です。


基礎とは、蓄電池本体を地面に固定し、安定させるための土台のことです。蓄電池は数十kgから100kgを超えるものもあり、その重量を支えるだけでなく、風圧や地震の揺れにも耐えなければなりません。


基礎がしっかりしていないと、以下のようなリスクが高まります。


傾き・沈み込み: 地盤が不安定な場所では、基礎が徐々に沈み、蓄電池本体が傾いてしまいます。


倒壊: 強風や地震の際に、基礎と本体の固定が不十分だと倒壊する危険性があります。


劣化の加速: 基礎のひび割れから水が浸入し、内部の鉄筋が錆びることで、基礎自体の強度が低下します。


特に横浜市は、海に面している地域や埋立地が多く、地盤にばらつきがある場所も少なくありません。また、台風シーズンには強い風が吹くこともあります。こうした横浜市特有の環境を考慮すると、適切な基礎設計が不可欠なのです。




3. 基礎の種類と特徴:知っておきたい3つの選択肢


蓄電池の基礎には、主に3つの種類があります。それぞれの特徴を理解し、ご自宅に最適な方法を選ぶことが重要です。


1. メーカー推奨の純正基礎ブロック

最も推奨されるのが、蓄電池メーカーが設計し、マニュアルで指定している純正の基礎ブロックです。


メリット: 蓄電池の重さ、重心、風圧に耐えられるように、具体的な寸法(例:幅50cm × 奥行30cm × 高さ20cm)や重さ、設置方法まで詳細に設計されています。メーカーの保証を受ける上でも、この純正基礎を使用することが原則となります。


デメリット: 汎用的なものに比べてコストがやや高くなる場合があります。


スリーボーダーでは、お客様に安心・安全をお届けするため、原則としてこのメーカー推奨基礎を使用しています。


2. 汎用の安価な基礎ブロック

ホームセンターなどで手軽に購入できる、一般的なコンクリートブロックなどを流用した基礎です。残念ながら、コストを抑えるためにこの方法を選ぶ業者も少なくありません。


リスク: 耐荷重や耐風圧に関する設計が明確ではなく、蓄電池の重さに耐えられない可能性があります。長期間の使用で、ブロックの沈み込みやズレ、ひび割れといったトラブルが発生しやすく、結果的に補修費用がかさんでしまうことがあります。


表面上は同じように見えても、内部の構造や強度に大きな差があるため、安易に安価な基礎を選ぶことは避けるべきです。


3. 現場打設型基礎(土間コンクリート)

新築時や大規模なリフォーム時に選択されることが多い方法です。現場で型枠を組み、コンクリートを流し込んで基礎を成形します。


メリット: 非常に耐久性が高く、建物の基礎のように強固な土台を築くことができます。敷地の形状に合わせて柔軟にサイズや形を調整できるため、狭小地や変形敷地にも対応可能です。


デメリット: 施工に時間と手間がかかるため、費用が高くなる傾向にあります。また、施工業者の技術力と知識が直接品質に影響するため、信頼できる業者選びが非常に重要です。



4. 蓄電池の寿命は基礎で決まる?交換の目安とチェックポイント


蓄電池本体の寿命は、一般的に10年~15年程度とされています。しかし、基礎部分もまた、設置環境や時間の経過とともに劣化します。本体は正常でも、基礎が劣化しては安全に使い続けることはできません。


以下のサインが見られた場合は、早めのチェックが必要です。


コンクリートのひび割れ: 基礎に亀裂が入っている場合、内部に水が浸入し、強度が低下している可能性があります。


ブロックの傾きや沈み込み: 設置から数年で片側だけが沈んでいる、傾いているといった状態は、地盤の整備が不十分だった可能性が高いです。


蓄電池本体の微細な揺れ: 手で押したときに微妙に揺れる、風が強い日にカタカタと音がするなどの場合は、基礎と本体の固定が不十分な可能性があります。


水はけの悪さ: 基礎の周囲に常に水が溜まっている、ぬかるみができている場合は、基礎が湿気の影響を受けやすく、劣化が加速します。


実際に、横浜市磯子区のお客様宅では、設置からわずか7年目で基礎の片側が大きく沈み込み、蓄電池本体が傾いてしまう事態が発生しました。調査の結果、地盤の整地が不十分なまま、安価なブロック基礎が使用されていたことが原因でした。このようなトラブルを未然に防ぐためにも、**「設置後のチェック体制」**も含めて基礎設計を考えることが非常に大切です。


5. 現場のプロが教える!後悔しないための設置場所選びと注意点


「基礎の種類だけでなく、蓄電池をどこに設置するのか?」も、非常に重要なポイントです。設置場所を誤ると、蓄電池の性能低下や故障、そしてメンテナンスの困難さにつながります。


メンテナンススペースの確保

建物やフェンスにギリギリの場所に設置してしまうと、いざという時のメンテナンスや修理が非常に難しくなります。

メーカーによっては、メンテナンスに必要なスペースが定められている場合もありますので、事前の確認が必要です。


「雨水」「塩害」を避ける!横浜市ならではの設置場所選び

横浜市内でも、地域によって環境は大きく異なります。


雨が溜まりやすい場所: 排水溝の近くや、土地の低い場所に設置すると、雨水が基礎に常に触れることになり、劣化が早まります。水はけの良い場所を選ぶことが重要です。


塩害地域や沿岸エリア: 横浜市金沢区、磯子区、鶴見区などの海沿いエリアでは、潮風による塩害対策が必須です。金属部品の腐食が進みやすいため、防錆処理が施された蓄電池を選ぶとともに、基礎にも耐塩性の高いものを使用することが望ましいです。


防火区域・隣家との距離:法的要件の確認

横浜市内には、火災予防条例や建築基準法に基づき、防火地域や準防火地域に指定されているエリアがあります。こうした地域では、蓄電池の設置場所や隣家との距離、隣接する建材などについて、細かな規定が設けられている場合があります。確認申請を怠ったために、後から是正工事を求められるケースもあるため、専門知識を持った業者に依頼することが不可欠です。


6. スリーボーダーのこだわり:安心・安全な基礎工事


スリーボーダーは、お客様に安心して蓄電池を使っていただくために、基礎工事に徹底的にこだわっています。





確かな技術力と経験に基づく施工


蓄電池の基礎工事には、専門的な知識と経験が不可欠です。スリーボーダーの職人は、長年の経験で培った確かな技術力で、どんな環境でも強固な基礎を築き上げます。地盤が弱い場所では、必要に応じて改良工事も行い、徹底的に安全性を追求します。



7. よくある質問と回答(FAQ)


Q1:基礎工事の費用はどれくらい?

基礎工事の費用は、使用する基礎の種類や地盤の状態、設置場所によって大きく異なります。現地調査をすることで、正確な費用を算出できます。スリーボーダーでは、お見積りの段階で詳細な内訳をご提示し、透明性の高い料金体系を心がけています。


Q2:自分で基礎を設置しても大丈夫?

蓄電池は専門的な知識と技術を要する機器です。メーカー保証の対象外となるリスクや、感電・火災などの事故につながる危険性があるため、ご自身での設置は絶対に避けてください。必ず専門の業者に依頼しましょう。



8. まとめ:賢い選択が未来の安心につながる


蓄電池の設置は、本体の性能や価格だけでなく、基礎工事の品質が将来の安心を左右する重要なポイントです。


安価な基礎や不適切な設置場所を選んでしまうと、数年後に倒壊・浸水・メンテナンス不能といった深刻なトラブルに見舞われる可能性があります。

ぜひ、この記事を参考にして、信頼できる施工業者とともに、安心・安全な蓄電池設置を実現してください。


神奈川県横浜市で太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討の方は、ぜひ一度スリーボーダーにご相談ください。

専門知識を持ったスタッフが、お客様一人ひとりのご要望に寄り添い、最適なプランをご提案いたします。