太陽光発電の「陸屋根・置き基礎」設置の全て
2025年12月18日 10:02
こんにちは。神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
ビルやマンション、一部の戸建て住宅などで見られる陸屋根(りくやね)への太陽光発電の設置を検討されているお客様から、「陸屋根に設置すると雨漏りしないか」「置き基礎(おきぎそ)という工法は本当に安全なのか」といった疑問を多くいただきます。
陸屋根への設置は、切妻屋根とは異なる専門的な対策が必要であり、その設置方法である置き基礎工法について正しく理解したいというお客様の検索意図に、私たちスリーボーダーも深く共感しています。
この記事では、横浜市に多い陸屋根での太陽光発電の設置方法に特化し、主要な工法である置き基礎方式のメリットと、最も懸念される防水対策と構造上の注意点を徹底的に解説します。
さらに、陸屋根という特殊な環境で、太陽光発電の発電量を最大化するために必要な蓄電池やパワーコンディショナー(パワコン)の選定基準について、具体的な数字と事例を交えて提示することを目的としています。
この記事を読むと、以下のことが分かります。
・陸屋根への太陽光発電の設置における置き基礎方式の仕組みと、貫通工法との違いが理解できます。
・横浜市での台風や強風に備えるための、置き基礎工法の具体的な耐風対策と防水対策が分かります。
・陸屋根への設置環境に適した蓄電池とパワコンの選定基準と、長期的な発電量を確保するための設置方法が理解できます。
太陽光発電導入を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!
陸屋根への太陽光発電設置における「置き基礎」方式の仕組み
陸屋根とは、傾斜がなく平らな屋根のことであり、防水層によって雨水の侵入を防いでいます。この陸屋根に太陽光発電を設置する主要な工法の一つが、置き基礎方式です。
置き基礎方式は、屋根に穴を開けずに架台(パネルを支える土台)を設置する工法であり、屋根の防水性を維持する上で最も優れているとされています。
置き基礎方式は、屋根の防水層を傷つけずに太陽光パネルを設置できる工法です。その理由は、コンクリートや樹脂製の専用の基礎を屋根の上に置き、その基礎の重みと摩擦力によって太陽光パネルの架台を固定するからです。陸屋根への太陽光発電設置においては、屋根に穴を開けてしまうと、そこから雨水が侵入し、雨漏りにつながるリスクが非常に高まります。特に横浜市で長期間安心して太陽光発電を運用するためには、防水性を確保することが最も重要です。置き基礎方式であれば、屋根への負担を最小限に抑えつつ、安全に太陽光パネルを設置することが可能です。
置き基礎のメリット:防水性とメンテナンス性
置き基礎方式は、防水性の確保以外にも、陸屋根での太陽光発電運用において多くのメリットを提供します。
置き基礎方式は、防水性を維持できるだけでなく、将来的な屋根のメンテナンスや防水層の交換が比較的容易に行えます。その理由は、置き基礎が屋根に固定されているのではなく、単に載せられているだけであるため、必要に応じて基礎ごと太陽光パネルを一時的に移動させることが可能だからです。
一方、屋根に穴を開けてボルトで固定する貫通工法の場合、パネルを撤去してからでなければ防水層の工事はできません。横浜市のビルやマンションの陸屋根では、防水層の定期的なメンテナンスが義務付けられていることが多いため、置き基礎方式は長期的な運用において非常に経済的なメリットがあります。
横浜市での陸屋根・置き基礎設置:風荷重・重量対策とパワコン選定
陸屋根への置き基礎設置は防水性に優れる一方で、横浜市で頻繁に発生する台風などの強風に対する「風荷重対策」と、建物の構造的な「重量対策」が非常に重要になります。
台風・強風対策:置き基礎の重量計算と安全確保
置き基礎方式では、太陽光パネルが受ける風の力を、基礎自体の重みで支える必要があります。このための正確な重量計算が設置工事において最も重要です。
置き基礎方式で設置された太陽光発電システムは、台風などの強風によって吹き飛ばされないように、基礎に十分な重り(バラスト)を載せる必要があります。
このバラストの重量は、設置場所の地域性(横浜市は風速基準が比較的高い)、設置面の高さ、パネルの傾斜角などを考慮して、専門家による厳密な構造計算に基づいて決定されます。
この計算を誤ると、台風時に太陽光パネルが破損し、近隣に大きな被害をもたらす可能性があります。そのため、横浜市で陸屋根への太陽光発電を設置する際は、置き基礎のバラスト計算に実績のある専門業者に依頼することが絶対条件となります。
陸屋根設置に適した蓄電池・パワコンの選定
陸屋根への設置環境は、パワコンや蓄電池の設置場所にも影響を与えます。屋上に設置する場合の対策が必要です。
陸屋根への太陽光発電の設置では、パワコンを屋上に設置する場合がありますが、その際は、防水性と熱対策に優れた屋外設置型のパワコンを選定することが重要です。
また、蓄電池も屋上に設置する場合は、防水対策が施された専用の筐体を持つ機種を選ぶ必要があります。横浜市の夏場はパワコンの温度上昇による熱停止リスクが高まるため、風通しの良い場所に設置し、直射日光を避けるための対策も必要です。専門業者であれば、陸屋根という特殊な環境下で、パワコンや蓄電池の寿命を最大限に延ばすための最適な設置場所と機種を提案できます。
陸屋根設置の発電量最大化とメンテナンスの重要性
陸屋根は平らであるため、太陽光パネルを最適な角度(傾斜角)で設置することで、切妻屋根よりも高い発電量を狙える可能性があります。
置き基礎による最適な角度と発電量の最大化
置き基礎方式は、架台の傾斜角を自由に設定できるため、横浜市の緯度に合わせた最適な傾斜角でパネルを設置し、年間発電量を最大化できます。
置き基礎方式は、屋根の形状に依存せず、太陽光パネルを横浜市の最適な傾斜角である10度から20度の間に設置できるメリットがあります。
切妻屋根の場合、屋根の傾斜角度にパネルの傾斜が固定されてしまうため、最適な発電角度にならないことがあります。しかし、置き基礎であれば、年間で最も高い発電量が得られる角度にパネルを向けることが可能です。これにより、陸屋根の限られた設置面積であっても、太陽光発電の発電量を最大化することが可能となります。
エピソード
以前、横浜市の工場陸屋根で太陽光発電の設置工事を担当した際、置き基礎工法を採用しました。設置前の構造計算では、想定される最大風速に耐えるために、基礎一つあたり20キログラムのバラストが必要と算出されました。
この大量のバラストを屋上に運搬し、正確に配置する作業は非常に大変でしたが、工事完了後、専門機関による風圧シミュレーションをクリアしたことを確認し、お客様に「これで台風が来ても安心です」と太鼓判を押すことができました。この経験から、置き基礎の設置は、重量と構造計算が全てであり、専門業者の経験と技術が何よりも重要であることを痛感しました。
まとめ
この記事では、陸屋根への太陽光発電の設置方法である「置き基礎方式」に焦点を当て、横浜市での導入におけるメリットと、風荷重対策の重要性について解説いたしました。
置き基礎方式は、屋根の防水層を傷つけずに太陽光パネルを設置できるため、雨漏りリスクを回避できる優れた工法です。しかし、横浜市での強風対策として、専門家による厳密なバラストの重量計算と、それに基づいた確実な工事が不可欠です。また、陸屋根の環境に適した屋外設置型パワコンや蓄電池を選定し、最適な傾斜角で設置することで、太陽光発電の発電量を最大限に高められます。
神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入ならスリーボーダーへおまかせください!
