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太陽光発電と蓄電池が実現する「非常用コンセント」の安心!

2025年12月09日 17:43

こんにちは。神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。


近年、横浜市を含む神奈川県でも、大規模な台風や地震といった自然災害のリスクが高まっており、「自宅が停電したときにどう電力を確保するか」という不安を抱える方が増えています。

太陽光発電を導入する上で、「非常用コンセントで本当に電気が使えるのか」「どのくらいの電力が使えるのか」といった非常用電源に関する疑問は、お客様の最大の関心事であると、私たちスリーボーダーも深く共感しています。


この記事では、太陽光発電システムが停電時に電力を供給する仕組み、特に非常用コンセントの種類である「特定負荷」と「全負荷」の違いを詳細に解説します。さらに、蓄電池を連携させることで、非常用電源としての性能がどのように向上するのか、そして横浜市での非常時の電力運用計画について、具体的な数字と事例を交えて提示することを目的としています。

この記事を読むと、以下のことが分かります。

・太陽光発電における非常用コンセントの仕組みと、停電時に電力を使うための操作手順が理解できます。

・非常用電源の「特定負荷」と「全負荷」の違いを知り、自宅に最適な蓄電池システムを選ぶ基準が分かります。

・横浜市での災害時を想定した、太陽光発電と蓄電池による非常用の電力運用計画が立てられます。


太陽光発電導入を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!





太陽光発電における非常用コンセントの仕組みと自立運転の必要性


太陽光発電システムは、発電している昼間であっても、大規模停電が発生すると、安全のために自動的に発電を停止します。これは、電力会社の作業員を感電の危険から守るための「系統連系保護」機能によるものです。したがって、停電時に電力を使うためには、手動で「自立運転」に切り替える必要があります。


非常用コンセントは、パワーコンディショナー(パワコン)を自立運転に切り替えた後に、太陽光発電で発電した電力や蓄電池に貯めた電力を取り出すための専用のコンセントです。



非常用コンセントによる電力供給の仕組み


非常用コンセントからの電力供給は、パワコンの自立運転モードによって行われます。このモードでは、パワコンが電力系統から切り離され、独立して電力を作り出す状態となります。


非常用コンセントが電力を供給するためには、パワコンの非常用自立運転への切り替え操作が必要です。この操作を行うことで、太陽光発電で発電した直流の電力がパワコン内で交流に変換され、非常用コンセントに送られます。

ただし、太陽光発電のみの場合、発電量が不安定になったり、夜間は全く電力が使えなくなったりする欠点があります。この欠点を補うのが蓄電池です。蓄電池は非常用に電力を貯めておくことができるため、夜間や悪天候時でも安定した電力供給を可能にします。


パワコンを自立運転に切り替える操作は、非常時の重要な操作となります。横浜市の家庭では、パワコン本体の自立運転用コンセントの近くに操作手順を記載したマニュアルを貼っておくなどの対策が必要です。




非常用電源の特定負荷と全負荷:横浜市での電力供給範囲の違い


非常用コンセントから供給される電力の範囲には、蓄電池システムの設置方法によって「特定負荷」と「全負荷」の二種類があります。横浜市で災害対策を行う上で、この違いを理解することは非常に重要です。


特定負荷方式:必要なものだけを動かす

特定負荷方式とは、停電時にも電力を供給したい、非常時に必須となる特定の家電や回路だけを選んで電力を供給する方式です。


特定負荷方式は、非常時に必要な照明、冷蔵庫、スマートフォン充電用のコンセントなど、電力使用を最小限に抑えたい場合に最適です。特定負荷方式を採用した場合、蓄電池の容量を比較的小さく抑えることができ、設置費用も抑えられます。

横浜市の住宅では、非常用電源として最低限の電力供給を求める家庭で採用されることが多く、蓄電池の電力を集中させることで、長時間の電力供給を可能にします。設置時には、非常用に選定したコンセントを分電盤から切り離し、蓄電池用のパワコン(ハイブリッドパワコンなど)に直接接続する工事が必要です。



全負荷方式:いつも通りに近い生活を維持する

全負荷方式とは、停電時であっても、住宅全体の全てのコンセントや家電に電力を供給できる方式です。

全負荷方式は、非常時にも電力の使用制限をなるべく設けず、普段通りの生活に近い状態で過ごしたい場合に最適です。全負荷方式を採用した場合、蓄電池の容量は特定負荷方式よりも大きく設定する必要があり、設置費用も高くなります。

しかし、横浜市の家庭でエコキュートやエアコンなどの200ボルト家電を非常時にも使用したいというニーズがある場合には、全負荷方式が必須となります。全負荷方式の設置では、蓄電池のパワコンが住宅全体の分電盤に接続され、家中の全てのコンセントへの電力供給が可能になります。




太陽光発電と蓄電池による非常時電力運用計画の重要性


横浜市での災害対策において、太陽光発電と蓄電池の組み合わせは最強の非常用電源となります。しかし、その効果を最大限に発揮するためには、事前の電力運用計画と非常用コンセントの活用方法の理解が不可欠です。



非常用コンセントの最大出力と使用可能な家電


非常用コンセントから取り出せる電力には上限があり、これを理解せずに家電を接続すると、パワコンが停止する可能性があります。


非常用コンセントから取り出せる電力は、パワコンの自立運転時の最大出力容量によって決まります。

一般的な住宅用パワコンの自立運転時の最大出力は1500ワットから2000ワット程度であり、この容量を超えて同時に家電を使用すると、安全装置が作動してパワコンが停止してしまいます。


例えば、横浜市の非常時を想定した場合、1500ワットの非常用コンセントでは、冷蔵庫(150ワット)、照明(100ワット)、スマートフォンの充電(10ワット)は同時に使えますが、電子レンジ(1000ワット)とドライヤー(1200ワット)を同時に使うことはできません。非常時には、消費電力の大きな家電を一つずつ、時間差で使用するなどのルールを決めておくことが重要です。



蓄電池を活用した長期的な非常時電力供給の継続


太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、非常時の電力供給を長期的に安定させることができます。

蓄電池は、夜間や悪天候時の電力供給を担い、太陽光発電は昼間の発電と蓄電池への充電を担うという役割分担が可能です。

蓄電池の容量が5キロワットアワーの場合、非常時に必要な最小限の電力(1日あたり1キロワットアワー程度)であれば、太陽光発電による充電がなくても約5日間電力供給を継続できます。

横浜市で長期間の停電が想定される場合でも、太陽光発電が昼間に蓄電池を充電し、夜間に蓄電池から電力を使うというサイクルを確立することで、半永久的な非常用電源の確保が可能になります。




エピソード


以前、横浜市栄区で台風による停電が発生した際、太陽光発電と特定負荷蓄電池を導入されていたお客様宅に状況確認の連絡をしました。

お客様は「パワコンの操作盤にある非常用コンセントに冷蔵庫と扇風機を繋いでいるので、まったく困っていない」と話されていました。

特に、停電発生から1時間以内に、ご自身でパワコンの自立運転への切り替え操作を落ち着いて行えたことが、安心につながったそうです。この事例から、非常用コンセントの設置だけでなく、非常時の操作方法を家族全員で確認しておくことの重要性を再認識しました。



まとめ


この記事では、太陽光発電と蓄電池がもたらす「非常用コンセント」の役割と、横浜市での災害対策に必要な特定負荷・全負荷の違いについて解説いたしました。


非常用コンセントは、停電時にパワコンを自立運転に切り替えることで電力供給を可能にする、太陽光発電システムの重要な機能です。蓄電池と連携させることで、非常用電源としての安定性が格段に向上します。非常時の生活レベルに応じて「特定負荷方式」または「全負荷方式」を選び、非常用コンセントの最大出力を超えないように電力を使う計画を事前に立てておくことが、横浜市での災害対策において最も重要となります。


神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入ならスリーボーダーへおまかせください!