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太陽光海外メーカーの選び方と注意点

2025年11月19日 11:23

こんにちは。神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。


近年、太陽光発電の導入を検討されるお客様の中で、「海外メーカーと国内メーカーの違いがよくわからない」「安いけれど品質は大丈夫?」といったご相談をいただくことが増えています。

特に、住宅用の太陽光発電では、費用の違いや保証内容、施工時の対応力など、メーカー選びが発電効率や将来の安心感に直結します。


この記事では、太陽光海外メーカーの特徴と選び方、国内メーカーとの違い、実際に横浜市で設置する際の注意点までを、施工業者の視点から分かりやすく解説します。

これから太陽光発電の導入を検討している方や、見積もりを比較中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!




太陽光海外メーカーとは?日本市場での存在感が拡大中

海外メーカーの太陽光パネルが増えている理由

太陽光発電市場では、ここ数年で海外メーカーのシェアが大きく伸びています。背景には以下のような要因があります。

  • 製造コストが低く価格が安い:中国や東南アジアでは大量生産体制が整っており、パネル1枚あたりの価格が国内メーカーに比べて安い傾向があります。

  • 性能の向上:かつては「安かろう悪かろう」のイメージもありましたが、近年は高効率な単結晶モジュールを採用するなど、性能面でも国内製品に引けを取らなくなってきています。

  • 日本国内の設置需要が成熟期に入り、コスト重視の傾向が強まっている:特に住宅用では、初期費用を抑えたいというニーズが強く、コストメリットのある海外メーカーが選ばれやすい状況です。


代表的な太陽光海外メーカーの種類

海外メーカーといっても、国や企業によって品質やサポート体制は大きく異なります。主な地域別の特徴は以下の通りです。



地域特徴中国世界シェアの約6割を占める。Jinko、LONGi、JA Solarなど大手が多い。低価格で高出力が特徴。韓国Q CELLSなどが有名。日本向けの製品・保証対応が手厚い。品質も安定。東南アジア工場移転先として増加中。中国系メーカーのOEM生産が多い。価格重視型。欧州・米国高品質でデザイン性が高い製品が多いが、価格は高め。住宅用より産業用が中心。


国内メーカーとの違い|太陽光海外メーカーのメリット・デメリット

メリット:価格と出力の高さ

太陽光海外メーカーの最大のメリットは、導入コストの安さパネル出力の高さです。

例えば、国内メーカーのパネルが1枚あたり200W〜350Wが主流だった時期に、海外メーカーは早くから400W以上の高出力モジュールを展開していました。

横浜市内の住宅でも、屋根面積に限りがある場合に高出力パネルを使うことで、少ない枚数で必要な発電量を確保できるというメリットがあります。


デメリット:アフターサポートと保証対応

一方で、海外メーカーの課題として多いのが、保証やサポート体制の弱さです。

国内メーカーであれば、施工会社を通じて比較的スムーズに保証申請ができますが、海外メーカーの場合は、代理店を経由するケースが多く、対応に時間がかかることがあります。

また、メーカーによっては日本撤退や代理店の倒産リスクもあるため、長期的なメンテナンス面では注意が必要です。


パワーコンディショナー(パワコン)との相性にも注意

海外メーカーの太陽光パネルを選ぶ場合、パワーコンディショナー(パワコン)との相性も重要です。

国内メーカーのパワコンとの組み合わせでは、変換効率や保証条件に制限がかかることがあります。特に複数メーカーを混在させる場合は、系統連系や保守体制をよく確認しておく必要があります。


横浜市で太陽光海外メーカーを選ぶときのポイント

1. 価格だけで選ばない

初期費用の安さは大きな魅力ですが、長期的な発電量・保証・交換コストも考慮することが重要です。安さだけで選ぶと、10年後のメンテナンス時に大きな費用がかかることがあります。


2. 施工実績がある業者を選ぶ

太陽光海外メーカーのパネルは、製品仕様が国内製と異なる場合があります。横浜市内でも実績がある施工会社であれば、適切な設置方法やトラブル対応に慣れており、安心です。


3. 代理店・輸入元の信頼性を確認する

メーカー本体だけでなく、日本での代理店・輸入元が信頼できるかどうかも重要です。保証申請や部品供給の窓口になるため、実績や評判を調べておくと安心です。


施工業者の立場から見る太陽光海外メーカーの実態

当社でも、価格と性能のバランスを重視して海外メーカーを採用するケースがあります。例えば、中国メーカーの高出力パネルを使って、横浜市内の狭小地住宅でも十分な発電量を確保できた事例があります。

ただし、パネルは海外メーカーの場合でもパワコン、蓄電池を国内メーカーにする方が保証やメンテナンス等を考えると問題ないと思います。


まとめ

太陽光海外メーカーは、価格や性能面で大きな魅力がありますが、保証対応やパワコンとの相性、代理店の信頼性など、確認すべきポイントも多くあります。

横浜市で住宅用太陽光発電を検討する際は、価格だけでなく、長期的な視点でメーカー・施工会社を選ぶことが大切です。



神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!
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