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ダブル発電の価格はどのくらい?

2025年11月11日 11:59

こんにちは。

神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。


「ダブル発電ってお得なの?」「価格が高くなるって聞いたけど本当?」「太陽光とエコキュートを一緒に導入した場合、売電単価が下がるって本当?」


横浜市で太陽光発電や蓄電池の導入をご検討中のお客様から、最近このようなご質問をいただくことが増えています。

この記事では、ダブル発電の価格・導入費用・売電単価への影響・メリットと注意点を、横浜市の住宅事情や実際の設置事例を交えて詳しく解説します。


「ダブル発電」を正しく理解すれば、導入前の費用面・売電収益・ランニングコストをきちんと把握できます。これから太陽光発電エコキュート、蓄電池を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!






ダブル発電とは?価格を考える前に基本をおさらい


太陽光+ガスやエコキュートの組み合わせが「ダブル発電」

「ダブル発電」とは、太陽光発電システムとガスやエコキュートなど、太陽光以外のエネルギー源を併用して電力を作る仕組みのことです。

たとえば、以下のようなケースが該当します:

太陽光発電+エネファーム(ガスによる燃料電池)

太陽光発電+エコキュート(夜間電力を使用)

太陽光発電+家庭用ガス発電機


このように、2つ以上の発電方法を組み合わせることで「ダブル発電」と呼ばれます。





ダブル発電は売電価格が異なる


ダブル発電を導入した場合、売電単価が通常の太陽光単独よりも低く設定されることが特徴です。

これは、太陽光以外のエネルギー源を併用することで、電力会社側の買い取りコストを抑える仕組みになっているためです。


たとえば、2025年現在の住宅用太陽光(10kW未満)のFIT制度では、

太陽光単独:1kWhあたり16円

ダブル発電:1kWhあたり14円

といったように、2円前後の差が設けられているケースが一般的です。




ダブル発電の価格相場|太陽光+エコキュート+蓄電池の例


太陽光+エコキュートの導入価格

ダブル発電を考える際、多くのご家庭で選ばれているのが「太陽光+エコキュート」の組み合わせです。

2025年現在の神奈川県横浜市での一般的な導入価格相場は、以下の通りです👇

設備構成 価格の目安(税込)

太陽光発電 4〜5kW 約100〜150万円

エコキュート(370L) 約45〜60万円

工事費・電気工事含む合計 約150〜210万円

※屋根形状・メーカー・電気容量によって価格は変動します。


太陽光+エネファームの導入価格

エネファームは、都市ガスなどを使って自宅で発電するシステムです。

太陽光と組み合わせるとダブル発電となりますが、価格は以下のようなイメージになります👇

設備構成 価格の目安(税込)

太陽光発電 4〜5kW 約100〜150万円

エネファーム本体・工事費 約150〜200万円

合計 約250〜350万円

設備費は高くなりますが、ガスを使って自宅で発電するため、電力会社からの購入電力量を減らせるメリットもあります。



蓄電池をプラスした場合の価格

さらにダブル発電に蓄電池を追加するケースも増えています。

蓄電池の導入価格は10kWhクラスで約130〜180万円が目安であり、

太陽光+エコキュート+蓄電池の総額は 300〜380万円程度 になるケースが多いです。



ダブル発電の価格が上がる理由


売電単価が下がるため、収益性に差が出る

ダブル発電では、前述のとおり売電単価が2円程度下がるため、長期的な売電収益に差が出ます。

たとえば、年間5000kWhを売電した場合、

太陽光単独:16円 × 5000kWh = 80,000円/年

ダブル発電:14円 × 5000kWh = 70,000円/年

となり、年間約1万円、10年で約10万円の差が発生します。



設備が増えることで初期費用が上がる

当然ながら、エコキュートやエネファーム、蓄電池を追加すると、初期費用が増加します。

ただし、給湯や発電の自立性が高まるため、電気料金やガス料金の削減効果が得られるケースも多く、単純な価格差だけで判断しないことが大切です。



ダブル発電のメリットと注意点


メリット:エネルギーの自給率が上がる

ダブル発電では、太陽光と他の設備を組み合わせることで、昼夜問わず安定した発電・給湯が可能になります。

特に横浜市では、冬場の夜間にエコキュートを活用して効率よくお湯を作り、昼間の太陽光で電気をまかなうといった運用が人気です。


メリット:災害時にも強い

太陽光とガス、あるいは太陽光と蓄電池を組み合わせることで、停電時のバックアップ力が大幅にアップします。

横浜市は台風や地震などの自然災害リスクがあるため、災害対策の観点からダブル発電を選ぶご家庭も増えています。


注意点:売電収益はシミュレーション必須

ダブル発電では売電単価が下がるため、導入前に長期的なシミュレーションが欠かせません。

初期費用・光熱費削減額・売電収益のバランスを見極め、「10年後のトータルコスト」で判断することがポイントです。



横浜市での実際の事例|ダブル発電+蓄電池の導入


横浜市港北区のお客様では、太陽光5kW+エコキュート+10kWh蓄電池を導入されました。

初期費用は約330万円でしたが、

売電収益:年間約6.5万円(ダブル発電単価)

電気代削減:年間約11万円

ガス代削減:約2万円

といった効果があり、光熱費全体で年間約20万円の削減を実現されています。


導入3年目の現在でも、パワーコンディショナーの設定と夜間運用を工夫することで効率的に活用されています。



まとめ


ダブル発電は、価格面だけでなく、売電単価・エネルギー自給率・災害対策などをトータルで考えることが重要です。

横浜市の住宅事情では、太陽光とエコキュートや蓄電池の組み合わせで、長期的なランニングコスト削減と災害対策を両立するケースが増えています。


導入価格は上がるものの、光熱費削減効果や停電対策としての安心感を考えると、費用対効果は十分に期待できます。

神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!

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