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DR助成金とは?横浜市で太陽光発電・蓄電池と併用できる制度を徹底解説!

2025年10月31日 10:02

こんにちは。

神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!


いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

近年、太陽光発電や蓄電池を導入するご家庭が増えていますが、それと同時に「DR(ディマンドレスポンス)助成金」という新しい制度への注目も高まっています。


「DR助成金って何?」「太陽光や蓄電池と関係あるの?」「横浜市でも利用できる?」

このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。


DR助成金は、電力の需給バランスを調整するために、国や自治体、電力会社が設けている支援制度です。太陽光発電や蓄電池を設置している住宅では、この制度を活用することで、電気料金の削減や追加収入の獲得が可能になる場合があります。


この記事では、DR助成金の基本的な仕組みから、横浜市での活用方法、太陽光発電・蓄電池との併用メリット、申請時の注意点までわかりやすく解説します。

神奈川県横浜市で太陽光発電や蓄電池の導入を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!





DR助成金とは?基本の仕組みと目的を解説


DR助成金の「DR」とは、“Demand Response(ディマンドレスポンス)”の略です。

電力の供給が逼迫する時間帯に、家庭や事業所が使用電力量を抑える、または蓄電池などから放電して系統に電力を供給することで、電力の需給バランスを整える仕組みを指します。


DR制度の目的:電力の安定供給と再エネ活用

日本では夏や冬のピーク時に電力需要が急増します。その一方で、再生可能エネルギーの普及によって電力供給が天候に左右されるようになりました。このため、電力供給が不足する時間帯に需要をコントロールすることが重要になっています。

DR制度は、家庭や企業に節電や放電を呼びかけ、協力した分に応じて助成金やポイントなどを支給する仕組みです。これにより、発電所を新設することなく電力の安定供給が可能になります。



DR助成金の主な支給元


DR助成金は、国、自治体、電力会社、アグリゲーター(需要家をまとめる事業者)など、複数の主体から支給されることがあります。

特に家庭向けでは、以下の2つのパターンが多く見られます。


・自治体による補助金型

 → 横浜市などが地域単位で実施するケース。太陽光や蓄電池を設置した住宅が対象になることがあります。


・電力会社やアグリゲーターによる参加報酬型

 → DRイベントに参加することで、電気料金の割引やポイント、キャッシュバックが受けられる仕組みです。




横浜市におけるDR助成金の現状と注目制度


神奈川県横浜市では、地球温暖化対策と再生可能エネルギーの普及促進を目的に、国や民間と連携したDR事業を積極的に進めています。


横浜市のDR関連施策(2025年時点)

2025年度は、国の「需要家主導型DR普及促進事業」と連携し、横浜市内でも複数の電力会社やアグリゲーターがDRプログラムを展開しています。


特に、太陽光発電と家庭用蓄電池を組み合わせた住宅が対象となるケースが増えています。

例えば、あるプログラムでは夏季と冬季の需要ピーク時に自動的に蓄電池の放電を行い、1回あたり200〜500円分のポイントが付与される制度があります。年間で5,000〜10,000円程度の還元を受けられる家庭も少なくありません。



太陽光・蓄電池とDRの相性は抜群


太陽光発電を導入している家庭では、昼間に発電した電力を蓄電池に貯め、夜間の需要ピーク時に放電することが可能です。これにより、DRイベント時に高い貢献度を発揮でき、報酬額も大きくなります。

パワーコンディショナー(パワコン)を通じてシステム全体を自動制御することで、家庭側で特別な操作をしなくても参加できるプログラムも増えています。



DR助成金を活用するメリット


DR助成金には、経済的なメリットだけでなく、防災や地域貢献といった付加価値もあります。


・電気代の削減+報酬でお得

DRイベントで節電・放電を行うことで、電気料金の削減と報酬のダブルメリットが得られます。特に、横浜市では夏季に数回DRイベントが開催されるため、年間を通して効率よく活用すれば1万円以上の還元を受けることも可能です。


・蓄電池の有効活用と非常時への備え

DRプログラムに参加することで、蓄電池の充放電サイクルを自然に活用できるため、設備の稼働効率が上がります。

また、DR参加によりシステム全体の動作確認が定期的に行われるため、災害時にも蓄電池が正しく動作する状態を維持できます。


・地域全体の電力安定化に貢献

DRは家庭単位の取り組みが集まって大きな効果を生む仕組みです。横浜市内でも住宅地単位でDRイベントが行われることがあり、参加家庭が増えることで地域全体の停電リスク低減にもつながります。



DR助成金の申請と参加の流れ


DR助成金は、他の補助金と比べるとやや手続きが異なります。以下の流れを押さえておくとスムーズです。


1. 太陽光・蓄電池の設置とシステム登録

まずは、DRプログラム対応の蓄電池・パワーコンディショナーを導入します。

設置後、アグリゲーターや電力会社のシステムに登録することで参加資格が得られます。


2. DRイベントの通知と自動対応

登録後、電力需給が逼迫する際にDRイベントの通知が届きます。多くのシステムでは自動的に節電・放電が行われるため、特別な操作は不要です。


3. 参加実績に応じて助成金・ポイントを受け取る

イベント終了後、節電・放電量に応じた報酬が支給されます。

金額やポイントの付与方法はプログラムによって異なりますが、年数回の参加で確実にメリットを得られます。



申請時の注意点とよくある質問


DR助成金の申請や参加時には、いくつか注意すべきポイントがあります。


・対応していない蓄電池、パワコンでは参加できないことがある

・自治体の補助金と併用できないケースがあるため、事前確認が必要

・一定期間の継続参加が条件になるプログラムもある


特に横浜市では、年度ごとに制度内容や対象機器が変わる場合があるため、最新情報のチェックが重要です。



まとめ


DR助成金は、太陽光発電や蓄電池と組み合わせることで、電気料金の削減や追加収入、防災力の強化など多くのメリットを得られる制度です。


横浜市でも国や電力会社と連携したプログラムが拡充しており、今後さらに注目が高まると予想されます。


神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!

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