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太陽光パネルの寿命と横浜市での導入ポイント

2025年10月24日 09:20

こんにちは。

神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。


「太陽光パネルの寿命はどれくらいなのか」「寿命が来たら交換が必要なのか」「横浜市のような環境で長持ちするのか」――このような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。太陽光発電は長期的に使う設備だからこそ、寿命やメンテナンスについて事前に理解しておくことが大切です。


この記事では、太陽光パネルの寿命の目安、劣化の仕組み、メーカー保証と実際の違い、さらに寿命を延ばすためのメンテナンス方法を解説します。加えて、蓄電池やパワーコンディショナー(パワコン)の寿命との関係や、横浜市特有の住宅環境に合わせた注意点も紹介します。


この記事を読むことで、太陽光パネルを設置した後にどのように付き合っていくべきか、そして長期的に安心して使い続けるためのポイントが分かります。太陽光発電の導入を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!


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■太陽光パネルの寿命はどれくらい?


太陽光パネルの寿命は、一般的に 20~30年程度 といわれています。もちろん、環境条件や使い方によって多少の差はありますが、メーカー各社は25年程度を寿命の目安として設計しています。


太陽光パネルは使用年数が経過すると徐々に発電効率が低下します。

たとえば、多くのメーカーが提供している出力保証では、10年後に90%以上、25年後に80%以上の出力を維持するとされています。

つまり、寿命を迎えたからといって突然発電しなくなるのではなく、ゆるやかに性能が落ちていくのです。



■太陽光パネルの寿命を左右する要因


太陽光パネルの寿命には、いくつかの要因が関係します。


・自然環境の影響

紫外線や風雨にさらされ続けることで、表面のガラスや樹脂部分が劣化します。特に横浜市のように海に近いエリアでは、塩害による劣化リスクも考慮が必要です。


・設置環境

屋根の向きや角度が最適でない場合、パネル表面に汚れがたまりやすく、発電効率の低下を早めてしまいます。


・メンテナンスの有無

定期的に点検や清掃を行うことで、劣化スピードを遅らせることが可能です。



■寿命が来る前に起こるトラブル例


寿命を迎える前でも、以下のようなトラブルが発生することがあります。


・発電量の急激な低下:落ち葉や鳥のフン、砂ぼこりが長期間たまると発電効率が下がります。


・配線や接続部の不具合:長年の使用で金属部分が劣化し、接触不良が発生することがあります。


・パワーコンディショナーの寿命:太陽光パネル自体は30年使える場合でも、パワーコンディショナーは寿命が10~15年と短く、途中で交換が必要です。



■蓄電池と寿命の関係


太陽光発電と一緒に使われる蓄電池にも寿命があります。

一般的な家庭用蓄電池は 10~15年程度 が目安とされています。

つまり、太陽光パネルの寿命が25年だとしても、蓄電池は途中で一度交換が必要になる可能性が高いということです。


特に卒FIT後は、余った電力を売電するよりも蓄電池にためて自家消費する方がメリットが大きくなります。そのため、蓄電池をどのタイミングで導入・交換するかは、太陽光パネルの寿命設計と合わせて考える必要があります。


■メーカー保証と実際の寿命の違い


多くのメーカーは太陽光パネルに 出力保証(20~25年)製品保証(10~15年) をつけています。


出力保証:一定の発電効率を下回らないことを保証

製品保証:パネルの破損や故障に対応


ただし、実際の寿命は保証期間を超えても続くケースが多く、30年以上稼働しているパネルもあります。横浜市でも「20年以上経っても十分発電している」という事例があります。



■寿命を延ばすメンテナンス方法


寿命をできるだけ延ばすためには、定期的なメンテナンスが重要です。


定期点検:年に1回程度、専門業者に依頼して発電量や配線のチェックを行う

清掃:表面の汚れは水洗いで簡単に落ちる場合もありますが、安全のため業者依頼が推奨されます

パワコン交換:寿命が短いため、設置から10~15年を目安に交換を検討する



■横浜市の住宅事情と太陽光パネルの寿命


横浜市で太陽光パネルを設置する際には、地域特有の環境条件も考慮する必要があります。


海風による塩害:沿岸部では塩分で金属部分が劣化しやすいため、塩害仕様のパネルが適しています。

都市部の影の影響:隣家や高層建物の影で日射量が減る場合、パネルの劣化スピードが変わることもあります。

メンテナンス性:横浜市の住宅は屋根勾配が急なケースも多く、定期点検や清掃を安全に行う体制づくりが重要です。



■実体験エピソード:導入事例


当社のお客様で、10年前に横浜市で太陽光発電を導入された方がいます。そのご家庭では当初の発電量から10%程度しか落ちておらず、依然として十分な電力を賄えています。


一方で、12年目にパワコンが故障したため交換を実施しました。このタイミングで蓄電池も導入し、現在は「昼間に発電した電力を夜に使えるようになって助かっている」との声をいただいています。

この事例からも分かるように、太陽光パネルは長寿命ですが、周辺機器の交換やアップデートをしながら活用することが大切です。



まとめ


太陽光パネルの寿命は平均20~30年と長く、導入すれば長期的に電気代削減や環境貢献につながります。ただし、パワーコンディショナーや蓄電池の寿命は10~15年と短いため、途中で交換や追加投資が必要です。


定期的な点検や清掃を行い、横浜市の環境に合った製品を選ぶことで、寿命を最大限に伸ばすことができます。


神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!

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