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エコキュートについて

2025年10月11日 10:53

こんにちは。

神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。


太陽光発電と同時に「エコキュート」を導入しようとお考えの方が増えています。エコキュートは省エネで環境にもやさしく、電気代の削減にもつながる優れた給湯機器ですが、設置場所についてはしっかり検討する必要があります。

特に「どこに置くか?」という点は、家の快適さや安全性に大きく影響します。


この記事では、エコキュートの適切な設置場所や注意点、失敗しないためのポイントを分かりやすく解説します。太陽光発電やパワーコンディショナーとの兼ね合いも含めて、よくあるトラブルや対策方法についてもご紹介。

この記事を読むことで、

・エコキュートの設置場所の基本

・設置時に注意すべき点(重量・配管・基礎など)

・横浜市での太陽光発電とエコキュートの併用時のポイント

が分かります。



太陽光発電導入を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!



■エコキュートの設置場所はどこがいい?【横浜市の住宅事情も踏まえて】


エコキュートの設置場所は、機器の性能だけでなく、騒音やメンテナンス性、ご近所への配慮など多くの要素が関係します。

・設置場所の候補

建物の北側・西側(外壁沿い)

・勝手口近くのスペース

・既存の給湯器跡地

横浜市の住宅では、敷地面積に余裕が少ないことが多いため、建物の裏側や道路に面していない側面が選ばれがちです。


施工事例はこちら



■設置前に確認すべき重要ポイント


1. エコキュートの重量に注意

エコキュートは満水時に400kgを超える重量があります。そのため、設置する地盤や基礎がしっかりしていないと、沈下して傾いたり、最悪の場合倒れてしまう恐れがあります。

実際、他社で設置されたエコキュートが地盤沈下で傾いたケースも存在します。特に「地中にある配管の真上に設置してしまい、後から水道管が破損した」というトラブルは非常に深刻です。

2. コア抜きと水道配管の位置

コア抜き(基礎やコンクリートに穴を開ける作業)も慎重に行う必要があります。

当社スリーボーダーでは、事前に配管位置を確認し、誤って水道管を傷つけないよう配慮しています。



■横浜市での注意点:騒音トラブルを防ぐ


エコキュートの室外機(ヒートポンプユニット)は運転時に40~50dB程度の音が出ます。これは「図書館内の話し声」程度の音量ですが、夜間に運転することもあり、住宅密集地の横浜市では注意が必要です。

以下のような工夫で騒音トラブルを防ぎましょう。

・寝室や隣家の窓から離れた場所に設置

・防音パネルの設置

・整備されたコンクリート基礎の上に置く



■太陽光発電とエコキュートは相性が良いが、設置順に注意!


エコキュートは「夜間の安い電気」でお湯を沸かすため、太陽光発電とは運用時間が重ならないのが一般的です。ただし、最近では昼間に太陽光で発電した電気でお湯を沸かす運用も主流になりつつあります。



■設置の順番にも注意


・太陽光発電の設置

・配線、配管のレイアウト決定

・パワーコンディショナー・エコキュート設置

この順番を守らないと、後で機器の位置を動かす必要が出てしまい、二度手間になります。



■基礎と転倒防止対策は必須


重量物であるエコキュートは、専用の基礎コンクリートの上に設置することが必須です。

ブロックを重ねただけの基礎では不安定で、耐震性が不足します。

・水平で安定した基礎作り

・アンカーボルトによる転倒防止

・排水がスムーズに流れる位置への設置

これらの条件をすべて満たすことで、初めて安心できる設置になります。


【実例紹介】設置失敗と成功の差とは?


失敗事例:地中の配管を破損

ある横浜市内の住宅では、外構工事業者がエコキュートの設置を行ったところ、地中の水道管の上に設置され、後から水漏れが発生。

地盤も沈下し、再設置に追加費用がかかる結果となりました。

成功事例:スリーボーダーの設置対応

当社スリーボーダーでは、地盤が緩く簡易のエコベースが使えないと判断した場合、設置前に基礎工事から入らせていただいております。

これにより安心・安全な設置を実現しました。施主様からは「説明も丁寧で安心できた」とお喜びの声をいただいております。



■設置後のメンテナンスも想定しておく


エコキュートは10年以上使用できる機器ですが、フィルター清掃や凍結防止の確認など、定期的なメンテナンスが必要です。

・周囲に60cm以上のスペースを確保

・フィルターや配管の確認がしやすい設置位置

・配管凍結防止の対策(青梅市や八王子市など冬に凍結の恐れがある地域では、ヒーターバンドなどで凍結防止処置をすることを推奨しています)

これらを事前に想定することで、長期的に安心して使える環境が整います。



■設置場所で迷ったらプロに相談を


横浜市の住宅事情に詳しく、太陽光発電やパワーコンディショナーとの連携も理解している業者に相談することが重要です。

設置場所によっては、将来のリフォームや外構工事にも影響します。エコキュートの設置は、住宅全体の計画と連動して考えるべきポイントなのです。





まとめ


エコキュートは、正しい設置場所を選ぶことでその性能を最大限に発揮できます。

400kg以上にもなる重量物であるため、設置場所の地盤や地中配管への影響にも注意が必要です。コア抜き工事や基礎の施工にも専門的な知識が求められます。


横浜市のような住宅密集地では、騒音・排水・メンテナンス性も踏まえた設置計画が求められます。

太陽光発電との併用時は設置順や配線計画にも注意し、将来を見据えたスマートな選択をしましょう。


神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!

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