おひさまエコキュートとは
2025年11月02日 10:17
こんにちは。
神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置業者、スリーボーダーです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
最近、「お日様エコキュートってどう違うの?」「太陽光発電と一緒に使うと本当にお得なの?」といったご相談をいただくことが増えています。
特に横浜市では、共働き世帯や子育て世帯の方から「毎月の光熱費を少しでも抑えたい」「災害や停電のときに備えておきたい」という声が多く聞かれます。
この記事では、太陽光発電と組み合わせることで人気が高まっている「お日様エコキュート」について、わかりやすくご紹介します。
基本的な仕組みから、導入のメリット、横浜市での実際の導入事例、注意点までをしっかり解説します。
この記事を読むと、
お日様エコキュートの特徴や一般的なエコキュートとの違い
太陽光発電と連携することでどのくらい経済的な効果があるか
横浜市での設置に向いている理由や注意点
がまるっと分かる内容になっています!
横浜市や神奈川県で太陽光発電や蓄電池の導入を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
※写真は通常のエコキュートです
お日様エコキュートとは?仕組みと特徴を解説
「お日様エコキュート」とは、太陽光発電とエコキュートを連携させ、昼間に発電した電気を使ってお湯を沸かすシステムのことです。
一般的なエコキュートは夜間の安い電気料金(深夜電力)を使ってお湯を作るのが主流ですが、お日様エコキュートは昼間の「自家発電した電気」を活用します。
これにより、電力会社から電気を買う量を減らせるだけでなく、発電して余った電気を売電するよりも「自宅で使う」ことで光熱費を大きく抑えることができます。
特に近年は売電価格(FIT)が年々下がっているため、「自家消費型」のシステムが注目されています。
また、お日様エコキュートは太陽光発電のパワーコンディショナー(パワコン)と連携することで、天気や発電状況に合わせて最適なタイミングで給湯を行います。
これにより、無駄なく太陽のエネルギーを活用し、経済的で環境にもやさしい暮らしが実現できます☀️
お日様エコキュートで得られるメリット
お日様エコキュートを導入すると、光熱費の削減や環境への貢献など、さまざまなメリットが得られます。ここでは、特に横浜市で導入する場合に感じやすい4つのポイントをご紹介します。
1. 光熱費をしっかり節約できる
お日様エコキュートの最大の魅力は、なんといっても電気代の節約です。
昼間の太陽光発電で作った電気をお湯の沸き上げに使うため、電力会社から電気を買う量を減らせます。
例えば、4人家族のご家庭で、1日に必要なお湯の量はおよそ400L〜500Lといわれています。通常のエコキュートを夜間電力で稼働させた場合、1か月あたりの給湯にかかる電気代は約2,000〜3,000円が目安です。
一方、お日様エコキュートなら昼間の太陽光を使うため、この電気代を大幅にカットできます。季節や使用状況によっては、年間で2〜3万円以上の節約になるケースもあります。
私自身も横浜市内の戸建て住宅に太陽光とお日様エコキュートを導入しましたが、導入前に比べて光熱費が毎月平均2,500円ほど下がりました。売電価格が下がっている今だからこそ、「発電した電気を自宅で使う」ことの効果を実感できます。
2. 売電よりも自家消費でお得になる
以前は、昼間に発電した電気を売る「売電」で収入を得るのが主流でした。しかし、FIT(固定価格買取制度)の売電単価は年々下がっており、2025年時点では1kWhあたり16円前後が一般的です。
一方、電力会社から電気を買う場合は、1kWhあたり30円以上になることもあります。
つまり、「発電した電気を売るより、自宅で使う方が経済的」という構図が生まれているのです。
お日様エコキュートは、昼間の余剰電力を効率的に活用できるため、売電に頼らない新しい節約スタイルとして注目されています。
3. 停電時でもお湯が使える安心感
災害や停電が発生したとき、お湯が使えないと非常に困ります。特に地震が多い神奈川県では、災害対策としての備えも重要です。
お日様エコキュートは、太陽光発電と連携することで、停電時でも昼間に発電した電力でお湯を作ったり、貯湯タンクにあるお湯を非常用に使ったりできます。
実際、私が施工に携わった横浜市港北区のお客様のご家庭では、2024年の夏に発生した大規模停電の際、タンクに貯めていたお湯を非常用として使い、数日間を乗り切ることができたそうです。
4. 環境にやさしい暮らしができる
太陽光発電とエコキュートの組み合わせは、CO₂排出量の削減にも貢献します。
エコキュートはもともとヒートポンプ技術を使って少ない電力で効率的にお湯を作る仕組みですが、それを再生可能エネルギーでまかなうことで、さらに環境への負荷を減らすことができます。
横浜市でも「脱炭素社会」の取り組みが進んでおり、地域全体で再エネの活用を広げていく動きがあります。お日様エコキュートは、そうした流れにもぴったり合うシステムです。
横浜市でお日様エコキュートが注目される理由
横浜市は太陽光発電の導入件数が年々増加しており、それに合わせてお日様エコキュートの人気も高まっています。その背景には、横浜市の気候や住宅事情が関係しています。
横浜市は日照時間が比較的長い
神奈川県横浜市は、年間の日照時間が約2,000時間と比較的長く、太陽光発電に適した地域です。
特に南向きや東向きの屋根であれば、1年を通して安定した発電が見込めます。これにより、昼間の余剰電力をお日様エコキュートに活用しやすいのです。
都市部でも導入しやすい
横浜市には新築戸建てだけでなく、既存住宅でも太陽光やエコキュートを後付けで導入するケースが多く見られます。
屋根の広さが限られていても、10kW未満の太陽光システムとお日様エコキュートを組み合わせることで、効率的に電気を自家消費できます。
停電・災害時の備えとしてのニーズが高い
都市部である横浜市では、停電が発生すると多くの家庭が同時に影響を受けます。
そのため、災害時に自宅でお湯や電気を確保できるシステムへの関心が高まっており、お日様エコキュートは非常用設備としても注目されています。
お日様エコキュートを導入する際の注意点
便利で経済的なお日様エコキュートですが、導入前に確認しておきたいポイントもあります。
・太陽光発電との連携が前提になる
お日様エコキュートは、太陽光発電とセットで初めて効果を発揮します。そのため、すでに太陽光を設置しているか、これから設置する必要があります。
また、太陽光のパワーコンディショナー(パワコン)との連携が必要なため、対応機種を選ぶことも大切です。
・昼間の沸き上げタイミングの調整が必要
通常のエコキュートは深夜電力を利用するため、夜間に沸き上げを行います。
一方、お日様エコキュートは昼間にお湯を沸かすため、発電状況やお湯の使用量に応じた設定が必要です。
設定がうまくいかないと、お湯が足りなくなったり、余剰電力をうまく使えなかったりすることがあります。
・設置スペースと基礎の確認
エコキュートの貯湯タンクは、満水時に約500kg以上の重量になることもあります。
そのため、しっかりとした基礎の上に設置する必要があります。設置場所によっては、配管の延長や基礎の補強が必要になるケースもあるので、事前の現地調査が重要です。
まとめ
お日様エコキュートは、太陽光発電とエコキュートを組み合わせることで、光熱費の削減・災害時の安心・環境負荷の軽減といった多くのメリットをもたらしてくれます。
特に日照条件の良い横浜市では、その効果を最大限に発揮できるシステムといえるでしょう。
導入の際には、太陽光システムとの連携、昼間の沸き上げ設定、設置場所などを事前にしっかり確認しておくことが大切です。信頼できる施工業者と一緒に、自宅にぴったり合ったプランを検討してみてください。
神奈川県横浜市の太陽光発電・蓄電池設置・導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!
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